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ガンダムSEED 振り返り感想 17~20話 [アニメ]

カガリという少女を澪ていて、強く感じてしまうのが、思いだけで何ができるか・・
ということ・・・
この子は、確かに思いだけは誰よりも強い。
だから、感情のままに行動し・・
腹を立てれば平気で人を殴るし、怒鳴るし、文句だけは一人前・・。
多分、彼女のいっている言葉は間違いではない。
けれど、彼女の言動は、彼女自身がおかれている立場としてはあまりにも軽率で・・。
レジスタンスとして、ザフト軍に対して反発し、戦いを挑む・・
それがどういうことか、彼女はきちんと理解できていないんだろうな・・
と、思うのです。
戦場をかけるということは、死と隣り合わせにあるということ
仲間が死ぬかもしれない、自分も死ぬかもしれない・・
自ら戦場に赴くのならば、その覚悟を持つこと。
友の死を嘆くなとは決していわない。
けれど、友の死を助けにきてくれたキラにぶつけるのはお門違いだと、ひどく思うのです・・
本当に感情論だけで他人にぶつける前に、頭でちゃんと考えてから言動にすべきだ・・
と、通関させられました。
同じ年齢で、戦場をかけている、キラやアスランとは大違い。
死にたいのか、思いだけでなにができる!
というキラの怒鳴り声はまさにそのこと・・。
はたから見て、どう見ても勝ち目のない戦い・・
地球軍側が無謀だからと、止めようとした・・
レジスタンスのボス的存在も止めようとした・・
それを無視した結果が無駄死にという結果で・・
戦力差を見極めるのも、戦争において大事なことだと、心底思わされます。
水も食料も家も全て奪われた・・
けれど命だけは救われた・・・
明日を生きることに絶望するか、命だけは助かったと安堵するべきか・・
この時、カガリが感情にまかせて、この現状のどこがましだというんだ・・
と、怒りに任せて叫んでさえいなければ、若くして無駄に命を散らせていくものもいなかったかもしれない・・。
そう思うと、ザフト軍を憎む前に、ちゃんと見るべきものがあるのではないんだろうか・・
そう、思わずにはいられません。
もちろん、戦争に無関係の人間がいう言葉ならば、その言葉も間違いではなく、真実ではあるのです・・
けれど、それはあくまで被害者の言葉で・・・
軍人であり、戦場で命と隣り合わせの人間が、考え方をかえてみるべきだというのだから、その意見も又間違いではないと思いますし・・・
本当、ちゃんとした教育を受ければ、カガリという少女は良い指導者になれるでしょう・・
綺麗な身なりして、言葉使いだってちゃんとした令嬢のようにふるまえば、ちゃんと身分ある人間に見えるし、その強くまっすぐな意思む無駄にならないのに勿体ない・・
と、幾度となく思ってしまいます(苦笑)
本当。大人のかけひき・・
的なことができないのが本当に残念で・・
きかれてもいないことを、自分からバラしてどうするんだよ、この子は・・なんて思わされつつ・・(汗)
そんな中、サイとフレイの関係は・・
彼女だって、心のない少女じゃない・・・
サイの苦悩をめのあたりにして、涙しながら立ち去る姿・・・
ばかね・・
の一言には、きっと色んな思いが含まれているんだろうな・・
こんな状況になってもまだフレイに未練を残しているサイの思い・・
どんなにあがいてもキラに敵うはずがないのに・・
同情めいたものや、彼にたいして行った自身へのいきばのない思いか・・
本当、フレイ役の桑島さんの演技ってうますぎて、キャラの感情をすごく深堀させてくれてすごくいいな・・♪
なんて思わされつつ・・
けれど、だからこそ、フレイという少女の怖さが浮き彫りに出てくるといいますか・・
もう、女であるフリエが男のキラにキスせまって、そのまま押し倒しちゃうくらいに勢いのある少女んですからね~
そして、最終的に拒みはするものの、アスラン役の石田さん曰く心のどこかでは嫌がってはいない・・
だから、キラもフレイに押し倒されるんだ~
の意見に同感させられたりもして・・(笑)
だって、フレイにキスされたとき、明らかにキラは頬細めてましたからね~
でも、サイの壊れっぷりを見て、自分の行動が間違ってたんだ・・
と、冷静になって改めてそう思ったからこそ、ギリギリの所で踏みとどまった・・
というよりも、キラ的には、フレイという存在ではアスランと戦いあわなきゃいけないという現状の慰みにはならなかった・・
と、いうことでしょうか~~(笑)
そして、アスランはアスランの方で、どうしても二人の距離感が近づけない・・。
けしてラクスのこと嫌いではないはずなのですが・・
別れ際の頬へのキスは、もしかして、ラクスのキラ好き発言への動揺だったのか・・
なんて、改めて見て思ってしまいましたが、それは深堀というやつなのでしょうか・・(笑)
いや~だって、ラクスの、あの発言のアスランの動揺っぷり・・・以外にわかりやすい子なんですよね、アスランってクールに見えて・・(笑)
この作品で一番肝が据わってるのってラクスかも・・
何があっても、絶対に動揺しなさそうといいますか・・
ハロが暴れて大騒ぎしていても、普段のペース崩さずいつも通り・・
まさに、浮世離れした存在とは、彼女のことをいうのでしょうか・・♪
そして、カガリはカガリであいもかわらず・・
この子の、根拠のない自信ってどこからくるの?
本当の戦場の過酷さもしらないで・・
シュミレーションゲームと実際の戦場をごっちゃにしちゃダメだよ・・
腕は確かにあるだろうけれど、ゲームと実際の戦場とは違う・・。
そう、自身の腕を過信しすぎた結果、それが油断になりすぐにやられてしまうという~
ゲームでは一発しか弾あたっても死にはしない。けれど、戦場においてはその一発の弾が命取りだということがわかっていないのだろうな~
なんてことを思わされてならず・・。
それなのに、何をしったかぶった風な発言が出てくるのか~
私的には、好きか嫌いかはともかくキラの方がまだ感情移入しやすいですね。
周りに流されつつも、それでも彼は彼なりに苦しみ、戦場での過酷さや痛みを知っている
そんな彼を心からどうこういえるのは、生死の境で戦っているものだけにいえる言葉なのでしょう~
なんて思いました。
まあ、確かに泣きすぎる部分はあると思いますがね・・(笑)
て、カガリの感想になると辛口モードにどうしてもなってしまう・・・(汗)
私の子供の頃の生き方とは違う彼女がある意味うらやましいのかもしれません。
大人の顔色伺うことなく、感情論のみでの発言なんて、子供時代の私には想像できなくて・・
心の奥底では、うらやましくてしょうがないのかもしれませんね・・大人気なく(苦笑)
なんて、思わされたのでした~~
ではでは・・
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