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聖闘士星矢 冥王神話 二章 中 [アニメ]

懐かしい故郷・・
美しき想いで・・・
愛しき人々・・
幼き頃・・
又は若かりし頃の自分達の姿・・
人の心をとらえてやまない、美しき過去・・
そして、あるはずのない未来への思い・・
叶うはずのない願望を人の心には、少なからず宿っていて・・・
けれど、そこに溺れてしまうのは現実から目を背けているに過ぎない。
人間、生きていればそういう時、一度や二度だってある。
そんな思いにとらわれても悪くはない・・・
よくないのは、そこから抜け出そうとしない弱い自分。
なにもかも、自分の思い通りにはいかないから・・。
だから、ある男の研ぎ澄まされた心の奥・・・
研ぎ澄まされすぎたその思いの先・・
凄いですね。
だてに、地獄と呼べるものを目にしてきた男というべきか・・
望のは、強くある自分
強くなっていく自分・・・
それは限界なく、どこまでも、どこまでも・・
こんな男だからこそ、冷たくも見える言葉の先の達観性・・
というものが酷く感じられます。
腕を斬られても、うめき声一つあげない。
片腕を失っても、冷静な判断を失うことなく、自身の精神を研ぎ澄ましていく・・。
仲間への情よりも、冷酷なまでに秩序を優先する鋭利ともよべる精神。
今の日本人に欲しい精神かもしれません。
深い、深い心の強さ。
そう、自身に対する強い思いと、仲間への思い。
どん底に落とされた時、這い上がれる存在って、この二つだと思うのです。
自分一人では立ち上がれなくとも、自身の心を支えてくれる仲間の存在が、どこまでも心を強くしてくれる。
又、どこまでも自分に厳しいがゆえに、己の力だけで立ち上がれる強靭の騎士。
両極端だけれど、どちらもその力は確か。
そして、心の在りどころが人を強くする源
片方は、まだまだ未熟で目覚めたばかりのひよっこ・・。
洗剤能力という奴でしょうか・・。
悲しみ、喜び、怒りを通り越した強き意思。
きっと、その力を完全にコントロール出来れば・・
そんな彼らに手を差し伸べたのは・・
今まで戦の前線には出てこなかった、女神様の登場。
彼女もだてに女神と呼ばれるだけのことはある。
ただ単に美しく守りだけに徹している女神ではない♪
前線で戦う騎士達を直接守ることも・・
心の支えにも・・
そんな中、若者、見習いの騎士達が、いっちょ前に騎士気取りで頭を突っ込んだがゆえに・・
自身の力と相手との力量をはかれないのは、未熟者の証拠・・。
可哀そうなのは、彼らの未来を夢見ていた黄金騎士。
残された物ほど悲しいものはない。
けれども、その悲しみさえも、この男は鋭き刃に変える。
感情のままに動くのではない。
頭は冷静に、心は熱く
ただ怒りをぶつけるのではなく、感情を強さに変えて、目の前の敵に向かってたたきつける
そのために、孤高で戦い続けてきた男の、初めて他者を借りての戦闘。
それでも勝てない・・。
きっと、前戦の傷跡がなければ・・
そんな窮地に、ギリギリのタイミングで助けに入ってくれた仲間達の存在がカッコイイ!
それでもまだ、ゴールドではない、幼き騎士達の力ではたりない・・。
そんな彼らの命がけの戦いの片割れで・・
騎士の主君への忠誠って素敵です。
優しいがゆえに、騎士としては危うい存在・・
けれど、そんな彼だからこそ、女神への忠誠を・・
仲間への絆をより深く伝えてくれる。
弱さを強さに・・
主は騎士を信じ、騎士は仲間との絆を胸に、主を守り抜くことへの忠誠を誓う。
そして、新たな目覚めと共に、その救いの手がテンマ達の元に届く。
手も足も出なかった敵の胸へと、究極の剣が射貫き、その留めと共に散りゆく命・・。
彼は一人ではない、未来を託すべき若き同士達がいる。
共に肩を並べ歩いてきた黄金騎士。
そして、その後を継ぐために存在する若きゴールドの騎士達が・・。
ということで、後3話、佳境に入ってまいりました!
個人的には中だるみらしいシーンは一切なく・・
敵キャラにいたっては、スキ嫌いも出てきますが~
神的存在の彼らの中にも、力の優劣があるといいますか・・
神でも、そこまで強くない連中は姑息な手ばかり使ってきますからね~
というか、不死身という設定がずる賢い~~~(笑)
でも、それでこそ、ボスキャラといいますか・・
という感じにて、次は、後期の感想~
ということで・・
ではでは・・♪

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