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聖闘士星矢 冥王神話 一章 感想 [アニメ]

男達、戦士の戦いは命がけ・・
別に命を落とすことが目的ではない。
ただ、守るべき存在のために、己自身にかけた誓や思い・・
それらを貫き通すためには、命をかけねばならないし、命を落とすことだってある・・
ただそれだけのこと・・
迷い、立ち止まり・・
傷つきながらも死闘をやめない戦士達の姿・・
そして、話しが進む度にちっていく命・・。
きっと、それは戦士としての彼らが使命をはたしたとき・・
とでもいうべきなのでしょうか・・
そして、その際大人は、若き戦士に自身の思いをたくしていく・・
とでもいうように・・
少なくとも、私にはそんな風に思えます。
主人公なのに、全然出てこない回とかがありますが・・(笑)
けれどそれは、それぞれのキャラクター達にドラマがあり、それらを丁寧に描いてくれているということ・・。
そういう作品においていえるのが、敵キャラだけれど、単純に嫌いという一言ではくくれない・・。
奴らにも想いはある・・
残虐非道な連中ばかりではない・・
勿論、星矢たちとの戦闘において、圧倒的すぎる奴らは、戦うことや相手をいたぶることにたけており、そこに情らしきものはみませんが・・・。
そして、戦っているのは何も男達だけじゃない。
アテナに選ばれた少女だって、守るべき物を守るために命をはっている。
そして、幼き頃、同じ時を過ごしわかちあってきた少年の変わり果てた姿・・・
そんな彼と戦い向かいあわなければいけない者の存在を想い・・
ひた隠しに、心を押し頃しながら・・。
そして、そんな彼女を慕い、思う戦士達も・・
それは主人公だけの想いではない。
淡い恋心とは又違う・・
人が人として生きること・・
苦しみ、悲しみを抱えて生きること・・
それは決して邪魔なものでも、無意味なものなんかではなく・・・
そんな想いがあるからこそ、人は生きられる・・。
なまじ不死身の籠なんて物を持っているから、彼にはわからないのでしょう。
圧倒的すぎる強さ・・・
弱いからこそ、人の傷みを知る・・
ただただ、圧倒的な力を持つ者には決して持てない感情・・
そして、とうとう、久々の主人公の登場!
てか、たった1,2話だけの登場でフラグ扱いとなってしまった、私好みのイイ男らしいゴールド星矢~
強い人こそ、戦士していく物語構成は、切なくも、胸を熱くさせる
その想いを受けて、戦いへと立ち向かう若き戦士が現れるか!
けれど、敵側の方が一枚上手・・
裏をとってのかけのはずでしたが・・
そう、まったく届かなかったわけではない・・・
闇に支配された彼の心のどこかには、確かに未だひきずっている過去がある。
ただ、それを徹底的に立ち止まらせるには、星矢達には力がたりない。
過ちをやらかした友達の目を覚ますには、目いっぱい殴り飛ばすぐらいのことをしなきゃいけないkれど、その拳がなかなか届かない~~。
けれど、その場で命を奪おうとした腕をとめたのは確かで・・。
なんだか、漆黒の瞳の横顔が何処か寂しそうで・・。
皆が、それぞれの想いを抱いている。
それは屈折した愛情・・
違いは、その力が光であるか闇であるかだけ・・・。
主人公テンマが抱える想いは、きっと並大抵なものではない。
いっそ、昔の友への思いが憎しみ一色になれれば楽なものを・・
けれど、それを彼はよしとしない・・・
そして、そんな彼を、大人も又咎めない。
彼の友への裏切りは、決して許されることではない。
けれど、だからといって、そんな友を平気で見捨ててしまうような男ではいて欲しくないと、テンまへと語りかける、
それは彼への愛情以上に、彼に託された未来。
普通ではなしえないことも、彼になら出来るのではないか・・
そして同時に、それを成し遂げさせようとする行為は、残酷とさえきっといえること・・
それでも、彼は戦い、立ち向かわなければならないのです。
ほんのひと時の安らぎも、ほんの一瞬。
といいますか、冥王軍の能力って、単純な力技ではなく精神攻撃だったり、相手の動きを封じさせる能力が多いので、真っ向勝負の聖闘士達とは相性が悪くて・・・
どんどん、黄金騎士達が亡くなっていく。
そして、知らされる。
彼のおかれた状況。
これから始まる戦いは、テンマを巡っての戦い。
彼の存在が戦いの火種となる。
これが、彼がか変えなければいけない、重き定め・・。
そうして、彼は決断をする。
悲しみ、後悔、罪悪感、怒り等色んな思いを胸に秘めて・・。
そんな彼をせめることなく、ただただ思い心配してくれる兄貴分な彼がカッコイイです。
私の兄もあんなにも男前だったらな~なんて、ふと思わなくもないですが・・(笑)
そうして、涙を超えて少年達は大人になる。
大人の背中をおうだけの子供ではなく、独り立ちできるいつかのときのために・・。
そのためには強くならなければならない。
知らなければならない。
ここは戦場で、何時誰が死ぬかもわからない場所・・。
そう、彼のせいで死んでいってしまったと、自分を責めるのは簡単だけれど、彼のやるべきことはそうじゃない。
彼は足手まといにならないといえる程には強くないということ・・。
戦場では弱いものから死んでいく・・
それが、残酷にも戦争というもの・・
そして、戦には、物を見る目が大事・・。
その上で、彼は何を考えどうするか・・。
理屈ではないのです。
法だけでは縛れないものがある・・。
テンマのことになると、彼女は女神ではなく、一人の少女になる。
その時にみせる、彼女の乙女な表情がなんとも愛くるしく・・。
最後に、旅立つ彼を見送って・・
という所で。13話分の一章終わり~
なかなかおもしろかったです。
1話は、どうにもこうにも話が地味で、ぱっとしないな~
なんて正直思っておりましたが・・
主人公が聖闘士となる修行、そして、幼馴染の少女との再会、絶望に落ちていく幼馴染の少年~の姿を見た所で、いっきに話が盛り上がってきた~
という感じdえしょうか・・♪
上手くいえませんが、物語を盛り上げるのはBGMだけじゃない
寧ろ、BGMに頼らずに盛り上げられる作品こそ、リアルに物語を盛り上げてくれる演出になってくれたかな~
という感じにて・・
二章も楽しみに視聴させて頂こうかと思います♪

タグ:聖闘士星矢
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