ウルフズ レイン 総合感想 [アニメ]
近年の私のアニメの趣向は、見た目の派手さではない・・。
一見地味だけれど、中身が凄く重量感のあるお話・・
ノワールという作品にも共通する所で、騙しきかせられないゆえに、完成度の高い作品。
という印象でしょうか♪
盛り上がるには、やや数話分はあるものの・・
それは多分、頭の方は女性陣が少なく、男性陣ばかりで華がない~~
というか、キャラデザ自体が華やかさを抑えめにしてしるので、どうしてもそんな風になってしまうんですよね(笑)
後、キャラの性格も含めて(笑)
けれど、チェザという楽園に咲く花から生まれた少女・・
貴族に囚われていた彼女が狼たちと出会い共に旅をする展開になってからは、灰色がかった物語に明るく美しい色合いが混じってきて・・
一人の少女が入れば、そこからは男達だけの旅ではなく、男女ならでわの淡いシーンや甘いシーンも入ってくる・・
旅の目的も、楽園だけではなく、少女と共に楽園を目指す・・・
又は、連れ去られた少女を助ける・・
そういった物語へと方向性が加速し・・
合間、総集編的なものが数話入っちゃっておりますが・・・
作画、物語構成共に中途半端な作りはなく・・
話しが進む度に物語が盛り上がっていく・・・
彼らの求める楽園・・・
彼らを狙う貴族・・
そして、チェザをつれさっている理由・・・
人間の貴族たちの目的と・・・
思いもよらない形での狼達との繋がりや過去・・・
そして、そこにいたるまでの狼達の心情・・
人と狼・・
人同士の絆・・
裏切りという名のすれ違い・・・
全てを奪われたという思いだけで生き続けた人間の思い・・
憎しみだけが彼を支え・・
そんな人間を守り続けてきた一匹の犬・・
葛藤、切なさ・・
躓きながらも立ち上がっては楽園を求めて・・
苦しんだり、悲しんだり・・
別れという名の旅立ちに・・
と・・
キャラ一人一人、一匹一匹の心情が非常に細かに描かれていて、静かにひきこまれていく・・
どのキャラに対しても嫌悪感わくことなく、それぞれの思い、思想によりそい見つめ続けることができる作品・・。
どのキャラもかけることのない・・
お飾りの登場人物達が一人もいないのが凄い!
無駄な死を描くこともなく・・
そこには意味がある・・
というか、物語の流れ的にかかせないものだったり・・
キャラクターの細かな心の変化を見せるものであったり・・
楽園を求め続ける旅・・
というコンセプトも悪くない。
男達の夢・・
勿論最初からみんなが皆同じ気持ちではなかったけれど、気がつけば同じ目的地を目指してあるいていく・・
そして、その旅の中でそれぞれの道や答えを見つけようとする・・
それは後ろ向きな物だったり、個々の尊重・・
同じ狼でも、今まで生きてきた世界が違うからこその価値観のズレだったり・・・
けれど、結局はひきあってしまうし・・・
楽園の旅はキバだけの夢ではなくなっていて・・
けれど、そこにたどり着くには色んな壁があり・・・
一人、又一人とちっていく・・
一人は環境の厳しさに耐えられず・・・
一人は、仲間を守るため・・
それは悲しい別れ・・
けれど、最後の最後でわかりあえたものもいた・・
満足のいく死を迎えたものもいた・・
最初こそ、主人公キバはクールな装いだったけれど、それは死者に対するもの・・
死んでしまったものは生き返らない・・
そういう考えだからこそ、振り返ることなく進んで行こうとする・・
けれど、けして薄情な男じゃない・・
まだ生きている・・・
死を間近にしているけれど、生きている・・
だからこそ、ほうっておけない・・
そういう青年・・・というべきか、若き狼なんです・・。
けれど、彼は立ち止まることは許されない。
目指すべき場所があって、仲間に背中を押され、歯を食いしばり、涙をこらえながら走り続けるんです。
そうして、彼がたどり着いたものは・・
全てを失い辿りつた先の楽園は・・
切ないけれど、けしてバッドEDではない・・
雨が降る中、キバは一人で歩きます・・
そう、OPの映像とリンクさせるように・・
けれど、彼は一人じゃない・・・
だって、同じ途上で彼らは・・・
そうして、彼が水たまりをけって走りだした瞬間OP曲と共に、EDテロップが・・・
と、まるで映画のラストを見ているようでカッコ良すぎる終わり方・・・
この後の物語の結末の先は視聴者が・・・
と、凄く余韻を残してくれる作りがいい~~
という感じにて・・
五つ星評価はこのような感じ・・
☆☆☆ キャラデザ
☆☆☆☆ キャラ
☆☆☆☆☆作画
☆☆☆☆☆感情移入
☆☆☆☆☆シリアス、切ない
☆☆☆☆☆冒険
☆☆☆ ロマンス
☆☆☆ アクション
☆☆☆☆☆謎解き
☆☆☆☆☆物語構成、完成度、満足度
本当、色んなものにおいてセンスが感じられる・・
英語のOPが本当にカッコよくて・・
流れる曲も、映像も、クールでカッコよすぎるため、最初は物足りないな~
なんて思わされていたのが嘘のように、気がつけば、このストーリーにこのOP・・
派手さはないけれど、駆け抜ける狼達の姿・・
時には牙をむき戦いあい・・・
人の姿では人込みに紛れて静かにくらしている・・・
そんな彼らの一面がしっかり描かれていて・・・
そう、物語と怖いくらいにリンクしていく・・
そんなOPに見えてきたのが面白くて・・
本当、素敵な作品に出合わせて頂けて、感謝感激。
一見地味だけれど、中身が凄く重量感のあるお話・・
ノワールという作品にも共通する所で、騙しきかせられないゆえに、完成度の高い作品。
という印象でしょうか♪
盛り上がるには、やや数話分はあるものの・・
それは多分、頭の方は女性陣が少なく、男性陣ばかりで華がない~~
というか、キャラデザ自体が華やかさを抑えめにしてしるので、どうしてもそんな風になってしまうんですよね(笑)
後、キャラの性格も含めて(笑)
けれど、チェザという楽園に咲く花から生まれた少女・・
貴族に囚われていた彼女が狼たちと出会い共に旅をする展開になってからは、灰色がかった物語に明るく美しい色合いが混じってきて・・
一人の少女が入れば、そこからは男達だけの旅ではなく、男女ならでわの淡いシーンや甘いシーンも入ってくる・・
旅の目的も、楽園だけではなく、少女と共に楽園を目指す・・・
又は、連れ去られた少女を助ける・・
そういった物語へと方向性が加速し・・
合間、総集編的なものが数話入っちゃっておりますが・・・
作画、物語構成共に中途半端な作りはなく・・
話しが進む度に物語が盛り上がっていく・・・
彼らの求める楽園・・・
彼らを狙う貴族・・
そして、チェザをつれさっている理由・・・
人間の貴族たちの目的と・・・
思いもよらない形での狼達との繋がりや過去・・・
そして、そこにいたるまでの狼達の心情・・
人と狼・・
人同士の絆・・
裏切りという名のすれ違い・・・
全てを奪われたという思いだけで生き続けた人間の思い・・
憎しみだけが彼を支え・・
そんな人間を守り続けてきた一匹の犬・・
葛藤、切なさ・・
躓きながらも立ち上がっては楽園を求めて・・
苦しんだり、悲しんだり・・
別れという名の旅立ちに・・
と・・
キャラ一人一人、一匹一匹の心情が非常に細かに描かれていて、静かにひきこまれていく・・
どのキャラに対しても嫌悪感わくことなく、それぞれの思い、思想によりそい見つめ続けることができる作品・・。
どのキャラもかけることのない・・
お飾りの登場人物達が一人もいないのが凄い!
無駄な死を描くこともなく・・
そこには意味がある・・
というか、物語の流れ的にかかせないものだったり・・
キャラクターの細かな心の変化を見せるものであったり・・
楽園を求め続ける旅・・
というコンセプトも悪くない。
男達の夢・・
勿論最初からみんなが皆同じ気持ちではなかったけれど、気がつけば同じ目的地を目指してあるいていく・・
そして、その旅の中でそれぞれの道や答えを見つけようとする・・
それは後ろ向きな物だったり、個々の尊重・・
同じ狼でも、今まで生きてきた世界が違うからこその価値観のズレだったり・・・
けれど、結局はひきあってしまうし・・・
楽園の旅はキバだけの夢ではなくなっていて・・
けれど、そこにたどり着くには色んな壁があり・・・
一人、又一人とちっていく・・
一人は環境の厳しさに耐えられず・・・
一人は、仲間を守るため・・
それは悲しい別れ・・
けれど、最後の最後でわかりあえたものもいた・・
満足のいく死を迎えたものもいた・・
最初こそ、主人公キバはクールな装いだったけれど、それは死者に対するもの・・
死んでしまったものは生き返らない・・
そういう考えだからこそ、振り返ることなく進んで行こうとする・・
けれど、けして薄情な男じゃない・・
まだ生きている・・・
死を間近にしているけれど、生きている・・
だからこそ、ほうっておけない・・
そういう青年・・・というべきか、若き狼なんです・・。
けれど、彼は立ち止まることは許されない。
目指すべき場所があって、仲間に背中を押され、歯を食いしばり、涙をこらえながら走り続けるんです。
そうして、彼がたどり着いたものは・・
全てを失い辿りつた先の楽園は・・
切ないけれど、けしてバッドEDではない・・
雨が降る中、キバは一人で歩きます・・
そう、OPの映像とリンクさせるように・・
けれど、彼は一人じゃない・・・
だって、同じ途上で彼らは・・・
そうして、彼が水たまりをけって走りだした瞬間OP曲と共に、EDテロップが・・・
と、まるで映画のラストを見ているようでカッコ良すぎる終わり方・・・
この後の物語の結末の先は視聴者が・・・
と、凄く余韻を残してくれる作りがいい~~
という感じにて・・
五つ星評価はこのような感じ・・
☆☆☆ キャラデザ
☆☆☆☆ キャラ
☆☆☆☆☆作画
☆☆☆☆☆感情移入
☆☆☆☆☆シリアス、切ない
☆☆☆☆☆冒険
☆☆☆ ロマンス
☆☆☆ アクション
☆☆☆☆☆謎解き
☆☆☆☆☆物語構成、完成度、満足度
本当、色んなものにおいてセンスが感じられる・・
英語のOPが本当にカッコよくて・・
流れる曲も、映像も、クールでカッコよすぎるため、最初は物足りないな~
なんて思わされていたのが嘘のように、気がつけば、このストーリーにこのOP・・
派手さはないけれど、駆け抜ける狼達の姿・・
時には牙をむき戦いあい・・・
人の姿では人込みに紛れて静かにくらしている・・・
そんな彼らの一面がしっかり描かれていて・・・
そう、物語と怖いくらいにリンクしていく・・
そんなOPに見えてきたのが面白くて・・
本当、素敵な作品に出合わせて頂けて、感謝感激。
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