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薄桜鬼 黎明録 真改 土方 プレイ感想1 [ゲーム]

他キャラ攻略時にはみせなかった、土方さんの伊吹へのどこか親しみをこめられた表情・・
こういう所見ると、どんなに厳しくとも、やはり、基本的には情に熱い人なんですよね・・
何処か自分と似た者同士・・
ふと、交わした会話にて感じた土方の本音・・
決して、彼のことを嫌っているわけではない・・
だからといって、信用しているわけではない・・
ただ、自分達の荒事に、あえて巻き込む必要もなければ、巻き込みたくもない・・
と、思えるような存在・・
けれど、そんな彼の気持ちとは対照的に・・
といいますか、山南さんは、どのルートでも伊吹を何気なく利用するといいますか・・
腹黒い?
今まではあ、あくまでも間接的~な感じでしたが、今回は、偉く直球的だな~~
山南さんにしては、大胆だけれど、らしいといえばらしくもあり・・
そう、この人の腹黒さは半端じゃなく・・・
土方さんがいなければ、あっさりと丸め込まれていたといいますか・・
そして、そんな山南さんを卑下するのではなく、調子にのって彼の言葉を表面上通りに受け取ってしまった己の愚かさに、少しは恥じた方が良いのでは・・
土方さんの思いやりにも気づけない、鈍感で愚かとすらいえる主人公・・・(苦笑)
沖田の気持ちにも鈍感だし・・
夕餉のイベントシーンでの土方さんと近藤さんのシーンに癒されつつ・・
けれど、頭ごなしに駄目な男じゃない・・
相手の気持ちだって、まったく汲み取れないわけじゃない・・
人の傷みや悩みだって、ちゃんと感じ取れる・・
ただ単純に深読みが出来ないだけ・・
思量深さがたりない・・(笑)
剣術の腕も、素人同然、スキだらけではあるけれど、筋は悪くない・・
と、土方さんも斎藤と同じ意見なのが、心なしか嬉しいのは何故でしょうか・・(笑)
人間、何もせずにいると、せっかくもって埋もれた能力も宝の持ち腐れになってしまうものだな・・
なんて、龍之介を見てると凄く思わされます。
武士として良き師匠の元過ごしていれば、本当、それなりの剣士になっていたのではないだろうか・・
根性と気合、負けん気だけは一人前~ですからね。
そう、例えるならば、土方さんのように、いついかなる時も冷静沈着で・・
それでいて心の熱い男・・
彼のような人の石を受け継げば、龍之介も、ずっと立派な男になるのではないだろうか・・
見た目頼りない、覚悟も何も持っていない龍之介ですが、剣術と同じく根っこの部分には悪くないものを持っている。
少なからず土方さんの武士道ではないけれど、魂・・
そういう所は共感しあえているのではないかな・・
告げ口や陰口、不平不満で愚痴をこぼしたりするのをためらったり、嫌悪したり・・
そういう所は嫌いじゃないですし・・♪
そんな彼の気持ちをさり気に汲み取りつつ、フォロー入れてくれる土方さんは本当素敵で・・♪
そして、何が正しく間違いなのかを理解しつつも、世の中どうにもならない出来事ってのがある
罪は罪、けれど、理屈ではなく心では理解出来る・・
そういう情に熱い男・・。
男女関係なく厳しい人だけれど、結局はそれに徹しきれていない、不器用な男であり・・
そこが、鬼の副長とのちのち言われるであろう、彼の人間臭い所・・
そして、彼だって腸煮えくりかえる程に腹がたつことだってある・・
悔しがることだってある・・
何時だって正しい行いが出来ているわけでもなく、たまに感情的になり誤った行動をして、そして後悔することだって・・。
それは武士としてのプライド・・
どんなに型破りで極端な物言いでも一本でも筋が通っているからこそ言い返せない・・
認めたくないのに、認めざる負えない、もどかしさ・・
自分が大切に思っている人へとどうにかしてやりたいけれど自分にはどうにもできないことを、この男にはそれが出来てしまう悔しさ・・
同時に家族同然に思っている人間の存在の過ちへの心配からくる苛立ち・・
それらに板挟みになって、苦しんでいき・・
土方さんルートで感じたのは、龍之介だけでなく山崎君まで・・
冷静で落ち着いて、それなりに頼れる存在かな~
なんて思いましたが・・・
以外とムキになりやすいといいますか、まだまだ若いといいますか、幼いといいますか・・
龍之介と対して変わらない精神レベルかな・・
なんて思わずにはいられない・・
龍之介とのいがみ合いや殴り合いは、子供同士の喧嘩にしか見えないのが、凄く残念でもあって・・。
根性でいうなれば、もしかした龍之介の方が、ある意味上なのかも?
なんて思わされながらも・・
人間本音ぶちまけながら喧嘩して、いざ冷静になりつつ改めて自身のことを語らってみると、通じ合いやすいのかもしれません。
彼ら二人の立場は、まったく違っていて、だからこそ互いに求めているものが違っていて・・
結局、人にはそれぞれの思いがあり、今があって・・。
そんな風にも思わされる二人の対話・・
今まで見えていなかったものが見えて、少し心の距離が近づいたとでもいいますか・・。
そして・・
土方さんの過去の話・・
PS2版でプレイしていた時よりも臨場感が凄くあって、心に染み入ってくる感じがするのは、新規イラストがあるから?
まだ若く、百姓でありながら武士になりたいと何時しか強く思い始めた、彼の心の内が凄く見てとれて・・
というか、今の土方さんよりも、何処かあどけなさの残る彼が可愛いくも、近藤さんへの強い憧れを抱くすがたにいじらしさを感じさせられて・・♪
けれど、近藤勇という男はそれ程器の強い男ではなかった・・。
武士になれるかもしれないという夢を目の前で打ち砕かれ、それに挫折し・・
何もかもが自分の責任だと思いこんでは、近藤という男に夢を抱き慕っている男の心を打ち砕く。
彼は自身を責めるがゆえに、それは他者への裏切りとなって・・
本当、いつまでもうじうじと考えてばかりで・・
そんなので武士になれるのか?
武士の魂ってそんなものなの?
と、思わずにはいられないのは私だけでしょうか・・。
だからこそ、意志の強い土方さんが魅力的に・・
この人こそ、武士の魂だ・・
なんて思わされます♪
そんな彼らの過去話が語り終えた後・・・
少しづつ龍之介の中で変化がおきていきます。
それは、彼自身認識あっての行動ではなく・・・
共に観察方としての仕事をしている彼からの目線で・・
ということになるのですが・・
そう、他キャラとまったく違うのは、彼が芹沢さんの態度にただ振り回されるだけだった龍之介が、冷静に今の芹沢という床を見つめ哀れみを抱くということ・・
そして、そんな彼の言動に初めて芹沢という男の心の内が知れた・・
彼の心の揺れが見えた・・
そんな雰囲気で・・
そして何より・・
ようやく自由になれたというのに、喜びと後悔という念に駆られてしまっている龍之介の姿・・
出会いはどうであれ、長い間浪士組と共にいることで情なんてものが彼の中に微かに生まれていたこと・・
そして、そんな彼を煙たがるでもなく、無理やり引き込むでもなく、しょうがないな・・と苦笑を浮かべなる土方さん・・
てっきり、そんな中途半端な思いでい続けるな~とでもいいだすのかと思いきや・・
やはり、想像していた以上に情のお熱い片だな~土方さんって素敵です・・♪
なんて思いつつ、今日の感想はここまで。
以上!
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