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焼花薬殿物語 2巻 [漫画]

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この作品、今更ながら気づいたのですが霜月星良というお名前・・
私が昔ひいきにさせて頂いていた、薄桜鬼の同人作家様の!お名前ではありませんか(笑)!
レディコミにて活動されているのを、随分前に拝見し、そのデビュー作?といえる作品を1冊購入させて頂き、今でもそのコミックはお気に入りの作品となっていますが・・
気がつけば、又、新作、出されたんだ~と、嬉々として購入しましたが、その内容に愕然・・
いつのまに、こんなご都合主義展開の作家様になられたんだろう~
でも、中古の100円なら、まだ楽しめるかな・・
と、思い、古本にて数冊手にしましたが、ものの見事に期待を打ち砕かれ・・
もうこの方の作品は二度と買わない・・そう思い年月が流れて・・
の、衝撃の再会!
それが、この作品との出会い・・
本当、レディコミ本では、和服御曹司と禁断の契り以外、購入する価値があるかというと・・
という心情により・・
これも、時代の流れなのか・・
今の流行は、こんなご都合主義展開な内容で皆満足なのか~
なんて思わされつつ・・
すっかり、遠い過去の方・・になりつつある中での出会いでした(笑)
何処かで見たことある漫画家のお名前だな~
この、特徴的な絵、どこかで見た記憶が・・(笑)
などと思っていたのですが・・
何故今まで気づかなかったのか~~(汗)
その理由は、ヒロインの顔が凄く可愛らしくなりすぎていて、気づかなかった~男性キャラのデザインは、多分そのまま変わり映えがなかったのですが(と、言い訳~。単純に、この方は、私の中では過去の人、思い出の方となっていたからでしょうが/笑)!
そう、今までは美少女ではなく美女~
な、面長なキャラデザがあまりに強かったので・・
けれど、言われてみれば、殿方の目元の書き方は、土方さんや風間さんの涼し気な眼差しのままだし・・
なんて、ふと思わされつつ・・
物語の内容ですが・・
この帝・・
やはり私は好きです♪
人の姿を持ちながら、一見表情がなく人形のように見えるのは大人達に道具とされ、威圧されていたからこそ・・・
本当の彼を知るのは、変わり者と称されるヒロイン、千古姫だけ・・
一匹の猫を癒してあげたいのではなく、一匹の猫に癒して欲しい・・・
そんな、彼の孤独を理解できる人物だけ・・
そして、そんな境遇に育てられた彼だからこそ・・
型破りな姫君には型破りな殿方がお似合い
といえるような、なんと破天荒な行動に突っ走っていからる・・・(笑)
けれど、それはそれで悪くはない・・
だって、数多といる姫君に見向きもしないで、千古へと一直線へとつき進んでは、彼女を他の男の目に入れぬようにと、女御たちで囲んでは彼女の元へと膝をついてくれたのですから~♪
読者として、この二人の距離感の変化を求めていた私としては、悪い気はしない展開で・・♪
けれど、彼にとって千古姫の存在とはいかほどの物か・・・
他の姫君は勿論、人物と比べても特別な存在であることには違いないのですが・・
愛猫と方を並べられるとは、女としてはどうなのだろう?
しかも、呼び名が豆狸って・・・(笑)
けれど、人の嫌がることを望んで自ら立仙して行う彼女を立派だと優しく微笑んでは、愛猫のことを無邪気な様子で話つつも・・
その真意は見えそうで見えない・・・
人としては好意を抱けても、女人としての意識はまだまだ・・
と、いう所でしょうか・・
生まれたときから身分ある彼ではないからこそ、豪華な食事より質素でも作りての温かみを感じる食の方がずっと基調だと理解できる人柄・・・♪
そんな彼が密に好きで・・
体が弱らせているとはいえ、千古の甲斐甲斐しい世話っぷりに大人しく身を任せている所も又可愛くて・・♪
彼にとっては、どんなに見目麗しい女人も価値はない
人の温もりを与えてくれる彼女こそ、彼が求めていたもの・・・
自身の持つ地位に縋りついてくるの女人とは違う彼女だからこそ・・・
そんな彼の気持ちの変化なんて、彼女はきっと知るよしもなく・・・
けれども、帝の何気ない素振りや態度・・・
彼女の部屋に渡っては甲斐甲斐しく世話をし、文も二度交わしたこと・・・
はたから見れば、立派に婚儀の約束を交わした男女にしか見えず、いくら男に興味がない~
といっていた千古の心だって、心揺るがないはずもなく・・・(笑)
けれど、彼女にとって帝は守ってあげたくなる存在であり、けしてイケメンのイイ男ではない。
どちらかというと、そちらは幼馴染であり、彼女ために後宮に入ったといってくれる一人の男性で・・
その辺りが、微妙な乙女心なのかもしれません♪
けれど、彼女は男に守ってもらうだけの女ではないということ・・。
自身の身を犠牲にしてまでも、帝の御身を守ろうとする女性なわけで・・。
目の前で、そんなことをやってのける千古への姿を見て、きっと帝の心も定まった・・・
ということでしょうか・・♪
破天荒な行動も、彼なりの愛情表現という奴でしょうか・・♪
こうして正后を巡る騒動と共に、帝ち千古の関係も落ち着きいた所で・・
新たな問題が・・・
とい感じで、待て次巻~
という感じでしょうか♪
思ったよりも二人の関係が落ち着くのが早くはありましたが、今後はどんな事件がおこるか・・
それが又楽しみですね♪

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