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昔懐かしの少女漫画 7 [漫画]

みつきかこ先生編

多分、今も小学館のフラワーコミック系列にて、少女漫画から少し大人の女性向けの漫画に移動しつつ活動中の、先生の初期作品を含めて、数年から10年以上前のものをまとめてピックUP!
刑部 真芯先生の作品とは完全真逆の、すごくピュア~な作品です♪
基本的に、大人の男性と無垢な少女の恋愛模様
な系列の作品が、私のお気に入りなのですが・・
こちらの先生の作品の特徴は、凄く柔らかく優しく繊細な絵のタッチ。
特に、瞳の書き込み具合が他の少女漫画家様とは、まったく異なった作風が特徴でもあります。
今の少女漫画は、ハイライト入れてでキラキラしていますが、そうじゃないんですよね、つぶらで漆黒の瞳をベタでぬりこまず、丸ペンにて幾十二も書き込まれた作風(個人的に自分がやるとすれば、気が遠くなりそう)な絵柄が非常に優しく繊細な雰囲気をかもしだし、非常に好感もてる絵柄です
という感じで、まずはこちらの作品

ぜんぶはじめて
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みつき先生の初作品。
親の転勤のため引っ越した先に出会った白衣の教師は、昔懐かしのご近所のお兄さんだった人で・・・
知らない間にタバコもすって、すっかり大人の男性になった彼と・・
まだまだ子供で、憧れはあるけれど、恋のいろはもしらなかった主人公ちとせの、甘くも切ない恋物語。
久しぶりにあった、懐かしさと同時に、大人の香りを醸し出す彼に、いつまでも子供扱いしてからかう彼だけれど、けれどそれが嬉しくて、鼓動が高鳴り、胸がいっぱいになる・・
そう、再会した瞬間、大人になった彼にすっかり魅了され・・
それが、初めてしった恋というもの・・。
本気になれば成程小さくも大きな障害が発する。
先生と生徒・・
大人と子供・・
はたかれ見れば、たとえ二人の思いが通じ合ったとしても、許されないことは事実であり・・
両想いになっても公になれない関係。
同世代の恋人同士なら、当たり前にできる恋人らしいことが出来ない切なさや苦しさ・・
それでも、止められない好きな思い。
近づいたと思った瞬間、遠くに感じて・・
遠くに感じたと思えば、彼は須吾傍にいてくれる・・
そんな、喜んだり、悲しんだりを繰り返しながら、遠いようで近づいていく甘酸っぱい恋物語を繊細に描かれた作品♪

あいひめ 全3巻
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両親の海外赴任の中、日本に一人残ることになった主人公まおは、桜の木の下で一人の青年と出会いひきよせられるようにキスをしてしまう。
そんな、忘れられない、特別な思いでに思いを寄せる中、そんな彼が彼女の叔父として目の前に現れるけれど・・
という展開にて物語はスタート。
作者様いわく、ありえない設定だな~
とは思いつつも、ママレードボーイとかは、もっとすごい展開ですしね~
なんて思いながら読ませて頂きましたが・・
不思議と、この作品は、どんな無茶ぶりな設定でも、否定的な気持ちにならないのは、キャラ作りがさりげなくリアルだから・・
なのかな・・と・・。
上手くいえませんが、世間知らずで社会知識低かったり、多少鈍くても、社会常識の良しあしはちゃんと持っていて、日常生活においてもしっかりできている
自分で買い物して、料理を含めて梶全般ができる女の子~
ていうのが、私的にドンピシャ好みとなります♪
多分、社会的な、問題おこしたり、え~コロナ流行ってるなんて知らないよ~
とか、マスク嫌いだしとか、気合でなんとかなるよ~
なんていう同世代のことよりも、はるかに頭も良く、しっかりしててよろしいかと・・♪
というか、今時は社会人や、お年寄りでも、悲しいかな頭よろしくない世間知らず、や自分本意すぎる人がいるので、情けないですが・・(汗)
TVのニュースみて下さい、世間知らずは恥知らずです。と、いいたくなるといいますか(汗)
年齢差恋愛は、ぜんぶはじめてと同じですが、初めて出会い、その瞬間、互いにひとめぼれしてしまった・・
という微妙な変化が以外に物語に変化をもたらしています・・♪
反対に共通しているのは、主人公のまとう空気は、ぜんぶはじめてと同じように、クールな男性と、初心で初々しい少女・・・
という所ですが・・
主人公はこの作品の方がホワホワ度がUPしているというか、いわゆる天然で、そのくせ行動的で運動神経が良かったり、元気度がUPしております(笑)
そして、人のために一生懸命な割に、色恋には鈍感で、密に男子にモテていたりも・・(笑)
そんな彼女だからこそ、大人ぶって余裕をみせつつ子供扱いはしているけれど、内心ハラハラ状態の彼・・(笑)
な雰囲気が、なんともほほえましい作品です♪
好きだから、彼女の全部欲しいけれど、変に怖がらせたり背伸びはさせたくない・・
気長に見つめて見守って・・
ふとした瞬間みせる、少女ではない、女の顔・・・
両親のいない間、義理の家族じゃなくなっていく関係に、ふとした瞬間重し知らされる現実。
血はつながっていなくても、戸籍上は義理の家族であることの壁に悩んだりしながら、二人はその境界線を越えて、最後には、二人ちゃんと結ばれるために・・
という物語展開です♪
そういえば、ママレードボーイでは義理の家族でありながら、そういう悩みとか、全然抱えてなかったっけ・・
なんて、この作品読みながらふと思ってしまいましたが・・・(笑)
そのあたり、ママレードボーイではどうなってたっけ?
リトルになってから変更してた?
でないと二人結婚できないのでは・・・
多分・・・(笑)
なんて思いつつ~

ソラユメ 全4巻
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天文部に所属する光は空が大好き。
何時も携帯を片手に青空の写メ取りに夢中になるくらい・・
ある夜、観測会に向かう中、公園で一人の不思議な少年と出会う。
誰にも内緒の二人だけの秘密の出会い。
そんな彼に又会いたい・・
そう願った翌日、学校で彼と再会したけれど、あの夜であった彼とは別人のように冷たく、問題児と皆から敬遠されている彼の様子に・・
と、一見、いたって普通のどこにでもある子供同士の恋愛少女漫画・・
に見えてそうじゃない。
そんな作品ならば(子供同士の少女漫画に)そもそも手に取るわけもなく・・
私が気になったのは、何気に隠されているミステリアスな物語
頑なに拒んでは、行動的な彼女の熱意におされるように、心解きほぐす彼・・
けれど、そう思った瞬間には又・・
と、近づいては遠く離れる・・
近いようで遠いような・・
遠いようで近くなる・・
そんな繰り返しの中、結ばれた二人が最後に越えなければいけない生涯・・
彼と初めて出会った時、再会した時に耳に響いた鈴の音・・
そして、二人の心の壁がなくなった瞬間起こる出来事。
元気なようで実は、幼い頃ある出来事が理由で体が弱かったこと・・
そして、その出来事により失ってしまった記憶・・
そして、出会ってしまった運命の二人・・
恋愛漫画だけれど、不思議な状線が細やかにはられていて、過去に何があったのか・・
そして、二人結ばれることを何故、主人公の兄は、あそこまで過剰に拒むのか・・。
しれが、最終巻にてあかされます。
運命の出会いってのはあるものですね。
私も、地味にあるんですよ・・
オタ仲間さん関連で色々と・・
以外な再会、初対面かと思っていたら実は・・
その度、おお、これも運命か・・
世間は狭いな~
と、その度に思わされました(笑)
て、関係ないことを思いださせられたりも・・
世の中、人が思っているよりも、予想外な所で繋がりはあります
だからこそ、彼女のような運命的な出会いもありじゃないかと思います・・♪
是非彼女のように、怖がらず外の世界に飛び込んで、視野を広くしてみるのも素敵ですね。
そうすれば、この二人のような、運命的な出会いもあるかもしれません♪
運命なんてありえない~なんていっているうちは、まだまだ視野が狭い?
少なくとも、行動範囲を広げれば運命の出会いの可能性も高くなるかも・・・(笑)♪
なんて、思ったのでした♪

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