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銀河英雄伝説 21~24話 総合感想 [アニメ]

冒頭からのCGアニメならではの戦闘シーンに・・
ヤンのラインハルトの裏をかいた鋭くも奇抜な作戦。
ラインハルトの作戦は完璧だったが、足となる人物達があまりに無能だったがゆえに、今回の結果となる・・・。
そして、その足元を完璧に救う形となったヤンの機転の大胆さは留まることを知らない。
戦争の火種となるものをみじんもなく消し去っていく。
彼らのおごりがすぎたがゆえの敗北・・。
そして、戦場以外の場所で又一人散って行く・・
これも、己が欲望に道を誤ったが故の結果か・・。
自分達の正義を振りかざすために、市民に認められない物が暴力と権力により力なきものを支配するのは愚か者の行為。
政治の腐敗はワイロの受け渡しではなく個人の腐敗。それを批判できないことを政治の腐敗という
の、ヤンの言葉に思わずうなずいてしまいました!
それって、まさに今までの日本政財界・・
そして、今後の日本が改善すべきであり、改善しようとしている点・・。
森とも問題とか、コロナ対策で自分達の懐だけを豊かにし市民たちを蔑ろにしている政府のためだけに存在している政治・・。
それを正すことも、止めようともしない政治家達はゴミ同然の存在・・。
彼らは、死後の最後まで自分達の非を認めようとしない醜き者達・・。
悪しきものを正してこそ、正しい政治が成り立つのです。
そして、どんな親であろうとも子供にとって、親は親・・・
失って悲しくないはずがなくて・・。
けれど、泣いて立ち止まっている暇もない。
問題は次から次へと新たにうまれてくる・・。
そして、気になっていたラインハルトとキルヒの関係も・・
多分、生まれて初めて入った亀裂という奴ではないでしょうか・・
そして、二人の関係に微妙な空気が流れると同時に、彼の部下達の空気にも微かな変化が・・・
私情をはさめば気に入らないけれど、仕事はそれでうまく立ち回っているのならば余計な詮索は必要なし・・
と・・
どうしようもなく愚かなる貴族達にも、そんな若者達の爪の垢を飲ませてやりたい・・!
本当に、生まれ持ってのお貴族様は、自分達の有利を目的とした感情論だけでしか動けない知能のない人間なのか?
と、といかけずにはいられなくなります。
本当、自信過剰もここまでくると腹がたつを通り越して呆れるといいますか、なんといいますか・・・
自信と過信をここまで間違えられるとか、ある意味才能でしょうか・・
見習いたいなんて、これっぽっちもありませんが。
そして・・
貴族のプライドってなんでしょう?
無意味な死を選ぶこと?
というか、真っ向勝負する価値もない人間に、ラインハルトの部下がわざわざ相手するはずもないのに・・
それすら理解できないとは、このお貴族お坊ちゃま見てると、本当に痛々しいといいますか・・
いったい、どんな教育を受けたのか・・・(苦笑)
そして、とうとう部下に見捨てられ、当然の結果に~~
それは、一人、又一人・・
部下に失望され、これ以上、上司の見苦しい姿などみたくない・・
そんな思いでの部下の行動だったのか・・
あんな男に情けを向ける必要などないのに・・
と、思わずにいられないのですが・・・。
そして、キルヒの身の周りにも何か・・
それは、ラインハルトとの関係への亀裂か・・
今まで、この二人の間にそんなものは存在するはずもなかったのですが、今度ばかりは、そうもいかなくなるのか・・
一松の不安がキルヒの心によぎる。
そして、その不安は予想外な展開へと・・
ラインハルトの足元に非ざまづくことを良しとはしない、どこまでも愚かでしかなかった主君への忠誠をつくそうとした男の手により・・
最後の最後までラインハルトへの忠誠を貫き通し・・
そして残されたのは、受け入れられない現実に声を荒げ、抜け殻になってしまったラインハルトの姿・・・
そして、残された部下達・・。
そんな彼の心を察することが出来ても、出来なくともこのままでいるわけにはいかない・・。
その打開策として必要なのは・・
抜け目のない参謀長の恐ろしいまでの発案。
陰謀・・
権威あっての実力ではない、実力あっての権威・・。
この国の政治もそうであると嬉しいのですが・・
そして、そうなってくれることを祈らずにはいられない・・
どんなに身を引き裂かれる思いを抱こうとも、たちあがらねばならぬのが主君の役目・・
そして、まさか、ラインハルトの姉君が・・
信頼と愛情は必ずしもつながるものではない・・。
けれど、彼女の場合は・・
こんなにもキルヒの死に動揺したのは、己自身への想いと同時に唯一残された肉親への想いだったのか・・
そう、その唯一の存在さえ失ってしまうことになる・・
上に立つものは孤高でならなければならないのか・・
そこまでしてたどり着いた先に何があるというのだろう・・
いくら英豪を手にしても、一番の心のうるおいを無くしてしまっては元も子もない・・
けれど、彼には、もはや他の道などなく・・
彼があの時、あの選択をとっていなければ、こんなことにならなかったのかもしれない・・
なんて思っても、失った物は、もう二度と手に入れることなど出来ない・・。
そして、もう一人の男は・・
自身への救いを求めるか、それとも自身を犠牲にしてでも多くの命を救うべきか・・
その守るべき命を犠牲にしてまで存続しなければいけない国家に何の価値があるのか・・
民あっての国であるということを、国は理解しなきゃいけない。
だから、ボンボンは嫌いです。
たたき上げの苦労人の方が余程人の心を持った、人らしい人の方が好き・。
そう思うと、政治家の気持ちにしか寄り添えない政治家はどんなに有能でも人としての価値は低いのかもしれない。
民の心を理解出来ぬ政治家など、心の持たない機械人形と同じなのではないか・・
寧ろ、民の税金を無駄使いしよう~なんて、腐った根性やら、あいつは気に入らないから決してやろう~なんて曲がった根性で、小学生波に虐めをする人間よりも、機械の方がましなのか
な~んて、思わされてしまいますが・・。
本当、実力あっての権限と、人の心あっての政治でいて欲しい・・。
そして、最終回の題名、わが友とは誰の誰に向けての台詞なのだろ・・。
ヤンにいたっては、若く優秀が故に、政治家達に意味嫌われ敵と呼べる人材も少なくないでしょうが・・
日本という国だと、小泉さんや、石破さんのような存在でしょうか?
菅さんも腐った政治を透明なものへと、国民のための政治へと頑張ってくれるとありがたい
周りの圧力に、派閥に負けないで欲しい
ただ、デジタル化にいたっては、個人情報のセキュリティの強化をちゃんと確保して欲しいですね
個人的には震災時などの、非常時の伝達方法のデジタル化を優先して欲しいかな。
何故、民衆に指示されるものばかり省こうとするのか・・
そんなに自分達の足元をすくわれるのが怖いのか・・
それは、市民たちからの信頼を得られていないということを自ら公言しているのではないだろうか・・
なんて、思ってしまいます。
結局は、こいつ、気に入らないと思う奴が権力を持つのを嫌う小さな子供の嘆き・・・。
民の声を聞こうとしないのは、自分達にとって都合のよいことしか考えられないから
何故、自分達を犠牲にしてでも民を守ろうとしないのか・・
そんなにも国という存在の意志は弱くはかないものなのか・・。
もっと、国民を思う強い心を国はもって欲しい、そうなっていって欲しいもので・・。
本当、彼にとっては、敵も味方もない、実力のある物にこそ権力を持ち、仲間として受け入れるべきなのだと。
そして、羨ましいですね。
この作品の中のように、古き時代の者達によってつくられた角質を崩し、新しき若人たちによってつくられた新しき世界・・
わが日本にも、その時代がきてほしい・・・。
そうして、ラインハルトはとうとう独裁体制という立場にまで登りつめる。
そう、悪き独裁体制はいらない
必要なのは民を守るための権力・・。
こうして物語が終わる・・と思いきや、謎の集団たちの謎の言動・・
そして・・
ヤンと、ラインハルト、それぞれの亡き人へと花を添える姿・・。
何をどう、感想をのべるべきなのでしょう・・
大きなものを得るにはそれ相応の代償を・・
この二人は本当に同等の立場でありながら、その代償も又真逆であり・・
これはこれで互いに盟友というべきなのか・・
それとも、それぞれの墓に向けてわが友よ・・
と、いってみせているのか・・
なにはともあれ。EDのフルバージョン!
凄く荘厳でクラズカルな音楽なのがカッコよかったです♪
感想書くには色々と難しい作品でもありましたが・・。
因みに総合感想は・・

☆☆☆☆☆キャラ、作画
☆☆☆☆ キャラデザ
☆☆☆☆☆キャスト
☆☆☆☆ 物語構成
☆☆☆☆☆政
☆☆☆☆☆リアリティ
☆☆☆☆☆完成度、満足度

という感じで、私個人としては大満足な出来栄えの作品でした。
近年はお気楽思考な作品が多いので、こういう真面目な作品にはまってみるのも良いものだな・・
という印象でしょうか・・
まあ、戦術うんぬんについての小難しい語りは一切なしで、キャラの心理をメインの感想になっておりますが・・
まあ、世界情勢とか、そういう語りは、詳しく語られる、生粋の銀河英雄伝ファンの方々におまかせして~~
と、いった感じでしょうか・・・(笑)
ということで~
銀河英雄伝の感想は以上で!!
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