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美少女戦士セーラームーン セーラースターズ 30~34話 最終回 [アニメ]

美少女戦士セーラームーン セーラースターズ 30~34話 最終回
ここからは、シリアスを通り越して、死闘を繰り広げるシビアな展開に・・・
といっても死闘という割には、セーラー戦士達が手も足も出ない形で倒されていく形になるのですが・・
そう、スターライツが長年探し求めていたプリンセスが見つかったのもつかの間、セーラームーンを助けようとして、その身を散らしていた、はかなくも尊い女性。
いがみ合わず、皆で力をあわせなければ・・・
そういった矢先のこと・・。
そして、そんなプリンセスの敵討ちへと、分かり合えそうだったスターライツ達もさっていき・・。
勿論、うさぎたちだって、何もしないでいるはずがない。
自分たちの星は自分たちで守ろうと立ち上がったのは良いけれど、目の前に立ちはだかる敵はあまりにも巨大で・・・。
セーラームーン達よりも力の持つはずの、太陽系の戦士であるウラヌスや、サターンでさえたちうちできない。
そして、うさぎは涙にくれます。
Rでも、アニメオリジナルの展開として、セーラームーン以外の戦士達が戦士していくのですが、このシリーズでも・・!
そして、それはセーラー戦士だけでなく、彼女の心から愛する人・・。
留学にいったっきり、全然連絡がなく途絶えてしまった人・・。
そう、彼も、既に敵の手に落ちていて・・
目の前に輝く星の輝きの中、ひときわ美しく金色に輝くそれが・・
そりゃ、泣きたくもなるし、立ち上がる力を失ってしまいますよ。
だって、彼女が、この星を守ろうと頑張れたのは、彼女達がいる星だったから・・。
大切な人を守るために、この星を守るし、力がわいてくる・・。
だって、彼女はまだ高校生で、世界の命運を背負うにはまだまだ若い、ごく当たり前のことだと思うんです。
ふたりはプリキュアの二人もそう、自分たちの大切な生活を脅かされないために、必死で戦う。
別にいいんです。
守るために立ち上がるのに大義名分なんていらない。
守りたいものがあって、そのために立ち上がることができる・・。
それで十分なんだろうと思います。
そう、スターライツもそう・・。
守るべきものを失い、その敵討ちも出来ず足手まとい扱いにされて、見失いそうになります。
戦う理由を・・
守るべきものを・・
でも、小さな戦士がそれにきづかせてくれて・・。
けれど、物語は更に、加速していきます。
仲間の命が奪われるだけでなく、今度はまさかの裏切りが・・!
けれど、真実というのは事実とは限らない・・
名探偵コナンの新一がいっていた言葉でもあります。
ようは、表の事実と内面の真実の違い
何かを守るためには、何かを犠牲にしなくてはいけないこともある
それは、守ろうとする自身の命と引き換えにして、仲間たちが倒れていくけれど・・
ある事実が知れた瞬間は、彼らの覚悟が打ち砕かれ、最後の手段がたたれた・・。
そう、彼らの覚悟は悲しくも無駄に終わってしまい・・。
そうして、うさぎは、その事実を目の当たりにしながら、どうすることもなく、ただ泣くことしか出来なくて・・
消えていく仲間が・・
二人が互いに互いの存在を確かめあうように名前をよびながら、手を伸ばしあい・・
触れ合った瞬間・・・
という演出が本当に素敵に大好きで・・
お気に入りのシーンの一つです♪
そうして、うさぎは、共に戦ってきた仲間全てを失うのですが・・
人間、全て失った時に気づくものもあれば、築き上げられるものもある・・。
それは、悲しくも喜ばしくもあることで・・
今までスターライツとは分かり合えることができずにいたけれど・・
互いに多くのものを失ったことで、真に大事なものが何か・・
残された希望はなにか・・
ようやく、心一つに繋がることができて・・・。
けれど、その絆と共に。重く打ち砕かれる真実が目の前にさらされることになる!
けれど・・
それでも、うさぎは信じます。
この子は、本当に人を疑うことをしないし、それを求める。
話合えば和解しあえると信じきっていて・・
それは、一歩間違えれば危うくも尊い心で・・
敵味方関係ないんですよね、彼女にとっては・・
自身に刃を向けてくる者にまで、人並みの情を・・
まさに、博愛主義・・という奴でしょう・・
そして、そんな彼女だからこそ、守るべき人間に値すると・・。
人を傷つけることを拒み誰にでも愛と温もりを与えてくれる・・
そんな存在が消えて良いわけがない・・と、スターライツは傷だらけの体に鞭打って、彼女を守り、目の前の敵へと立ち向かう・・
けれど、そんな彼女らの思いも届かず・・
結局は、彼女達が必死になって守ろうとしたその輝きも奪われ、失わせてしまう・・。
そんな時目覚めた小さな命・・
それは・・
原作では、遠い未来の・・・
多分きっと、うさぎの・・・・
なんでしょうけれどね・・♪
けれど、アニメでは、その辺りは語られず・・・
新たな命は、新たな力を与えてくれて・・・
けれど、それでも、セーラームーンは戦うことを拒みます。
戦いからは何も生み出さない、悲しみを積み重ねるだけしかない・・
人を思う心を捨ててまで強さを求めるのが戦士だというのなら、そんな資格は自分にはいらない・・
と・・。
ただ、彼女は好きなんです。
自分たちの住んでいるこの星が・・
そこに住んでいる人々が・・・
基本的に、Rでいっていることと同じなんだけれど、そのころよりも、守るべき存在が多くなったがゆえに、いたような言葉でも重みが微妙に違う感じがして・・・。
本当に成長したな・・と思います。
だって、彼女は信じぬく思いを貫き通し、そして世界を救った・・。
前作では、ウラヌスに世界を滅亡させていたかもしれない、その危機的状況に陥らせたセーラームーンを強く責めていたけれど・・
今回は違う、心から、彼女の心の強さを改めて認めた・・・
そんな雰囲気がとても心地よくて・・。
本当に、多くのものを目の前で奪われ続ける中、頑張ったな・・と、思います。
それができたのは、スターライツから貰った言葉・・
何もか失ったように見えるけれど違う。
何もかも失うのは、何もかも諦めた時だけ・・・
だからこそ、セーラームーンは諦めなかったんです。
だって、彼女の心には、ちゃんと仲間の魂が存在しているのですから・・。
そして、その思いが、悪を打ち砕く・・
ではなく、救うんです。
そう、うちけすのではなく、本来あるべき場所へ返す。
それは、再び、又人々の心に戻ってくるかもしれない。
闇は人の心にあるもの。
又、同じように、光を生み出すのも人の心・・。
だから、信じるしかないと・・。
そして、再び闇が現れたときは、もう一度立ち向かおう・・
そう、いってみせる、うさぎは・・
ひ弱で、泣き虫だったあの頃の姿はかけらもなく・・
いかにも、アニメ、原作共に完結~
と、いう終わり方~♪
因みに、原作ではマモちゃんと、うさぎはタキシードと花嫁姿・・
当時の少女漫画の定番~な終わり方で・・
思わず、長々と続いていたセーラームーンシリーズ、原作共に終わりか・・
という、どこか切ないような、けれど、満たされたような気持ちと・・
そして、改めてお疲れ様・・
という気持ちでしょうか・・♪
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