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グリザイアの迷宮 プレイ感想 2 [ゲーム]

グリザイアの迷宮 プレイ感想の続きです。
雄二は麻子によって、多くのことを学んでいきましたが・・
私は誰に教われたか・・
多分、親に教わったのでしょうが、直接何かを教えてもらったというよりは、親の背中を見て良ろしくないことを学び、社会人になってから初めて良いことを友人に学んだ気がします。
人間、厳しいだけでも、優しいだけでも駄目だということ・
時には突き放すのも、思いやりだということを・
世の中には色んな人がいること・・・
命の重みについては、子供の頃は正直理解できず大人になってから学んだ気がします。
別に、動物の命を平気で奪うとか、虐待するとかそんな残酷なことは今む昔も苦手だししたくないますし・・
生き物の死に関して涙出来るようになったのも、社会人になってからだったかな・・と・・。
それまでは死んだら、ただの肉体になった・・
な、レベルの価値観だったと思います。
そこに感情は生まれなかったんですよね。悲しいとか、可哀そうとか・・
子供の頃は、自分が生きることに必死だったから、他の命に関して向ける余裕なんてなかったし、環境ではなかったんですよね・・。
家も、学校も・・・(笑)
けれど、その分、傷や痛みには敏感だったので、怪我をして血を流している動物を見るのは痛々しくて目を向けるのが非常に怖くて・・
なんだか、死は平気だけど怪我や血は駄目って、なんだか凄く複雑・・(苦笑)?
でも、それが大人になって、人付き合いが増えて・・
目の前で、食事のために裁かれる命あるものの姿を見て・・
傷みだけでなく命の尊さも理解できるようになった気がします。
いや~目の前で羽をむしり取られていく様を見るのは結構トラウマだったような気がします・・
でも、お鍋になった瞬間、美味しい~なんて食べてる辺り、人間ってゲンキンだな~
と、我ながら今更感じるというか・・(笑)
結局は人って生きたいって欲求があるんですよね
普段から自殺だなんだと騒いでいる人に限って、いざとなると怖くて足元がすくんでしまう・・・。
騒いでるってことは、まだ心のブレーキが何処かにあって、誰かに留めて欲しい・・という願望の現れで・・・
本当に死を望んでいる人は、騒ぐ前に静かに命をたっていると思うんですよね・・。
そう、雄二という少年も、最初は後者であったけれど・・・
麻衣子達と出会うことにより、人並みに感情が生まれることによって、人並みに生への執着が生まれ始める・・。
殺す必要がないから殺さないのと、殺さなきゃいけない時に動けないのとは違う・
そう、麻子はいっていた言葉の意味を、理解したが故の現状にいたります。
目の前で守るべき命が奪われそうになっているのに、覚悟を決められないのは男ではない・・・。
それはただの弱虫・
優しさは長所であると同時に、現状によっては弱点になる・・・
それが、雄二が、今おかれている現状であり・・
結局は優しさがあだになり、守るべきものを失い深い後悔と悲しみを背負うことになる。
過去にも何度も経験したことです。
母親、友と呼べるべきもの・・
そしてこんどは自分よりも小さな生き物・・
けれど、その後悔と悲しみが雄二に新しい生き方を与えます
自分のために引き金をひけなくていい、他人のために引き金をひける男になれ・
その象徴として、10人の命を奪う代わりに10人・・いや、5人でいいから人の命を救うこと・・
それが雄二の生きる意味となり、その5人というのが、グリザイアの果実のヒロイン達の存在になるのですが・・。
というか、雄二の女の扱い慣れは、姉というより麻子によって仕込まれた感が強いといいますか・・
PCゲーでは、成り行きでJBの処女を貰う?奪わない?なことになったとき、確か金切声で叫んで嫌がるJBを引きずりながら奥の部屋に入っていく・・
という子話が何処かにあって、非常に笑えた記憶が・・(笑)
そして、内容は雄二が軍隊として活動していくきっかけと、その様子なのですが・・
私達とは、まったく違う境遇、環境・・・
けれどそこには教える側の人間と教わる側の人間・・
そして、くだらないながらにもスクールメイト的な物も出来てくるわけで・・
別にじゃれあった雰囲気ではない、厳しい訓練の中相手が馬鹿やって、それに連帯責任として付き合わされつつも、同じ苦しみや喜びを乗り越えつつ・・
なんだろ、雄二の色んな一面が見えてきた気がします♪
この子も、軍言葉がしみついてしまっているけれど、教え子に対しての何気に柔らかくも優しい口調が、妙に年相応の口調になっているのが妙に嫌いじゃないといいますか・・♪
ただの殺人兵器とし育てられていた彼からは、想像もつかない親心・・
なんて言葉とか・・♪
顔見知りも共にまずい飯を食べて同じ床を過ごして、同じ汗水を流して、時には馬鹿やってふざけてしている間に、ちゃんとした仲間になっていく・・♪
そんな中でも、差が出てくる・・
家族という存在・・
別に羨ましいとかそんなのではなく、上から目線で見せびらかされるのが気分悪くて・・
そして、そんな自分が何よりみじめで・・・
本当、当たり前にもってる人には、そうでないものの気持ちって理解難しくって、明後日の方向にもっていっちゃう人もいるけれど・・
でも、そういう環境だったからこそ雄二は強く、一人前の男になれた・・。
困難に直面した時、人に取れる手段は、諦めて逃げるか、努力して立ち向かうか・
どっちがカッコイイかなんて、言わずとも後者の方だと私も思っていて・・。
そう、必死にもがくのは全然カッコ悪くない。むしろ尻尾巻いて逃げる方が俄然カッコ悪いことこの上なく・・・
そう、だから、鳥一匹殺すことに抵抗感を感じて嘔吐してしまう雄二も、カッコ悪いとは思わない・・。
射撃で鬱ことは出来ても、精神的ストレスは追いつかない・・
それは、雄二が人として当たり前の心を持てている証拠・・
ただ、軍隊に所属するには、問題あり・・というだけで・・。
だから、腕は立つけれど問題児扱いのハンパ物・・
他の部員も、馬鹿やオタクにビッチに~と、とんでもない、いらない子部隊で・・。
でも、そんな臆病でヘタレな部隊でも、月日がたてば、人がア当たり前に死んでいく環境を異常と思わなくなっていく・・
最初は爆弾の音に驚いて、1日、1日仲間がしんでいくことに動揺して・・
でも、それが当たり前になっていく・・
納得はしていないけれど、そういうものかと理解していく・・
それは、人が人として狂っていく証拠・・
そう、戦場で当たり前の理性なんて持って生き抜くことは出来ない・・。
そんな経験を絵て、そんな過酷な世界を生き抜いていては腕を磨いていく雄二・・
彼は彼なりの・・
どんなに求めても目指すべき麻衣子にはなれないのなど・・
等の麻衣子は、過去の仕事の傷の古傷が現認で、どんどん現場から離れ、そんな彼女の代理として雄二が表だって活動している状態・・。
今度は自分が彼女を守れる立場になれるのではないかと・・
けれど、彼女からすれば、雄二なんて、まだまだひよっこでしかなくて・・
勝っているときこそ、調子が乗っているときこそ、勝つための努力をする
これからの人生自身が見て聞いてるもの全てが勝つヒントになる・・・。
と・・
シンプルでわかりやすく、ためになる言葉・・♪
こういう所が、麻衣子という女の子にカッコ良い所・・・
下を見て安心せず、上を見て悩みながら生きる・・・
これが出来ずに人は成長出来ないのかも・・。
出来ることだけをやっていても駄目
若いうちは体力と元気がとりあなのだから、今の内に年とったら出来ないような無駄を含めての経験をつんでこそ、将来の自分に生きる
本当、今の若者に臨機応変さがある、なしでは、その無駄な努力や経験のありなしが、思い切り出てきているんだろうな・・
と、思うわけです。
経験がなければ、臨機応変な状況判断、想像や発送が出来ないわけで・・。
よく、客からのトラブルだって、自分で解決できないなら自分よりも目上の人なり、責任者をとっさに呼べばいいのに、そういう簡単な判断でさえ出来ないというのですから、困ったものです(汗)
怒鳴られるのが怖いというのも、普段褒められたり成功する経験しかしていない証拠そのものですしね・・。
なかなかに悲しいことではあります。
まあ、若者等関係なく、虐待受けた子供を保護する時の不手際具合とか市役所の対応もね・・
どんなに怖くても、法律をたてにとって強く出ればいいのに、それが出来ないとか、どれだけ今の公務員頭回らない?認識能力低いんだ
と、言わずもなが~という奴でしょうか・・・
いい大人ならば・・とも思うし、専門知識もないのに、子供の保護にかかわる仕事なんて、なんでやるのさ
というより、やる気のない人間を送りこむかな
それじゃ、施設の意味ないでしょ!
ということを思いつつ・・。
雄二は、まだまだ若い身の上で、愛する女を失うことになり・・。
人が死を許される瞬間って、どんな時だろう・・なんて考えもしなかったけれど、お迎えがきていないうちは、まだ何もやれていないし、その途中で・
逆に、何もかもやり遂げたときに、死は迎えにやってくるものなのかもしれない・・。
そして、その時にこそ、自分の人生を振り返って、自分の生様って奴を知ることが出来る・・。
人生達観し出来るのは、死の直前だっていうのは、そういうことなのかもしれない・・。
そうして、残されたものは、いやがおうにも新しい人生をお送らなければいけない・・。
大事な人を失った悲しみを、引きずることなく、それを受け入れて前を向いていく生き方・
それは、きっと簡単なことではないだろうけれど・・
時には、人の優しさに甘えて、相手を傷つけて・・
そうやって、傷の舐め愛をしているだけじゃ駄目だと、雄二はあがき始める。
はたから見ればくだらないことをやっているような一人旅でも・・
意味もなく、目的地もなく・・
でも、そこで出会った人との交流で、ふと気づく・・
その無駄足が青春なんだって・・
将来や、今の自分やら、何をどうしてわからなくて・・
色んな経験をしてきたから、一般的な普通がわからない・・
けれど、冷めるにはまだ若い・・
そういう矛盾や、中途半端に悩んでいることこそが青春・・・
無駄と思えることにも、意味がないわけじゃないと・
雄二は何も答えは見つからないままというけれど、それに気づけただけでも一つ答え・・
それから先のことは、これから又、ゆっくり考えていけばいい・・
きっと変わることのない人生だ・・・
なんていっていた雄二も、5人の少女達と出会って、変かすることができたのだから・・
人生何があるかなんて、本当にわからないものです。
子供は前を見てあるく父親を追って大人になる・・・
そして、迷子になった子供は、母親を探して背後を振り返る・
そう、遠く先をいく所には麻衣子が・・
そして、後ろを振り向けばJBが何時でもいてくれて・・
更に後ろを振り向き直せば、美浜学園の皆がいる・・
そう、今の雄二は決して一人ではない・・
ちゃんと帰るべき暖かい場所があって・・
けれど、そんな穏やかな時間も平気で壊されても文句の言えないのが雄二の仕事・・。
自分の情報は相手に筒抜けで、そのくせ、人殺しは出来ないことも知っておきながら殺しをしろといってくる組織・・
そして、それにあらがうことの出来ない、所詮は彼らの犬でしかない雄二・・
所詮彼は自分の手を汚すことでしか生きられないのか・・
甘く優しい世界など彼には遠く許されない世界のか・・
そう、せっかく救われかけた、少し特殊とはいえ普通の生活を手に入れ始めた雄二の前に、再びあの男が現れる。
地獄の沼にはまって抜け出せなかった、幼き雄二へと差し伸べてきた悪魔の手が・・
そう、彼のメチャクチャな人生を更に突き落とした元凶が・・・
振るえる指先・・
忘れたくても忘れられない、恐怖と憎悪の過去・・
そして、響く雄二の絶叫~にED~
と、この曲が又凄くいい!
今一度闇に引きずりこまれていくような、クールでストイックな曲と・・
そして・・・
とうとう出てきました、何度も出てきた謎の、彼女・・
そして、人を殺すことができない雄二にかけられた鍵・・
それを守りたくもない仲間のため・・
麻衣子というストッパーがいない中で、その鍵を無h理槍こじ開けられた雄二は・・
これが、彼女のいう、使えない人間の使い道・・
ということなのでしょうか・・・そして、ここで、次回予告~
グリザイアの楽園に続く~のムービーが流れて・・・
本当、待て次回~です!
さあ、次の楽園でグリザイアシリーズで本編は完結~~
それから、ショートストーリーですね~♪
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