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昔懐かしの少女漫画収集 その2 [漫画]

はい、前回の続き~ということで、懐かしの少女漫画家~水都あくあ先生の作品紹介のその2です(笑)♪
ミラクルクラウン無印(2巻)
DSCN0082.JPG
HI(5巻)
DSCN0092.JPG,
はい、この作品が、中古にて1冊100円以下のものを、10冊以上30㌫オフ~の時に、いっきにまとめ買~しちゃったものです(笑)
多分、無印の2冊あたりまでは読んでいた記憶があるのですが、こんなにシリーズ続いていたのは驚きです(笑)
というか、設定自体色々記憶から飛んでしまっていましたからね~
なんせ、20年近く前の作品(花遊記は設定が珍しかったので内容、題名共に記憶にありましたが)~
いえ、この作品も、凄く特殊で、個性あふれた作品です(笑)
まさか、施設に育った主人公が、学費を稼ぐために通っている学校の寮にて住み込みのバイトを~
という設定とは!
でも、10代という年齢ながら、ちゃんと自分で学費かせいでるとは、偉いな~
関心、関心~
若い間は楽しいこと満喫すると同時に、苦労も早めに経験しておいた方が社会に出たとき臨機応変に対応できて良いです
今時の若い人は色んなハラスメントで悪戦苦闘されているけれど、多分臨機応変に対応できない人も同じくらいに増えてきているのではないか・・
という点もありそうな気もするのでしょうが・・
いかがなものでしょう?
こういう人間にはどう対処すればよいか、若い間に特に苦労もなければ社会勉強も浅いと、色んなハラスメントへの対処能力が下がってしまうのだろうな・・
なんて、この漫画を読んで思わされます。
漫画家だって、好きな7仕事=楽しいとは限らない。
今でこそ、誰しもがネットを通して簡単に漫画家になれる時代ですが、私の子供の頃は原稿を届けるのに上京しなきゃいけなかったり、編集者さんに厳しい指摘をされたり・・
そういう意欲と、教育を受けるからこそ、質の良い漫画ができている・・。
水都あくあ先生だって、作品自体はとてもコミカルで生き生きとしたキャラが紙面で動いているけれど、その作品を作るには何度も泣いて、泣いて大変な苦労をされて・
だからこそ愛されていた作品であり、7今でも面白いと感じられる作品なんだろう・
と、改めて思わされます。
そして、主人公は笑顔のたえない子だけれど、無自覚ながらにも恋に悩むお年頃。
無自覚の恋ゆえに、苦しんで逃げ出したくなるときだってあるけれど・・
返るべき場所に変えれば迎えてくれる家族がいて・・
そんな温もりに背中おされて、よし。もういっちょ頑張り直すか~~
と、ちゃんと向き直そうとするんです♪
そうして、自分の中にある恋心と向き合って・・
勇気を振り絞る結果が・・
両想いになれたはずが、流石ラブコメ作品・・・(笑)
という感じになるのですが・・・♪
いやはや、なんかハチャメチャだけど元気いっぱいで、目の前のことに一生けんめいな主人公と・・
ちょっと特殊な生い立ちゆえに、敬遠されがちな彼だけれど、そんなこと、ものともせずに突っ込んでくる主人公・・
男同士の喧嘩の仲裁に入ったり、もう二度と寮に戻ってこれなくなるかもしれない彼を救出するのにとんだもない方法でやってのけたり・・
プールで飼われている覚めに食べられそうになっては高速泳ぎで逃げ回ったり・・
気がつけば意中の相手に助けられ、助けて、ドタバタやって・・
最後、彼女が教わったのは・・
言いたいことは思ったときに口にすることが大事
願いをかなえるには、言葉にしなきゃ叶えられるものもかなわないのだ・
という、当たり前で小さいけれど、とても大事なメッセージ・
そう、こういう気持ちや行動って、大人になると、色んなしがらみで見えなくなっちゃいますからね・・♪
というのが無印2巻よんで感じた感想でしょうか・・♪
多分、今時の若い人では、こういう勢いのあるキャラをかくことって出来ないだおるな・・
なんて思ってしまいます。
だって、今時の子は、適度なはっちゃけかたとか、ハメの外し方とか、勢いをつけて行動する~
てこと、知らない人少なくないだろうし、それ故に出来ない人もいるのではないでしょうか?
キャラというのは自分の分身
自分にないものを生み出すことなんて出来ない
だから、もの作りの人ってのは、経験豊富でないと、真に面白いものは作れない・・てことなんですよね♪
そういう苦労があるからこそ、長期にわたる連載って、慣れが出てきて、作品作りに楽しさが出てくる・・・。
といっても、大変なことには違いないのですけれど・・。
そして、シリーズ化していく度にヒロインが人外化していくという・・(笑)
例えば悩みすぎて、悩んで悩んだ結果が、なぜかハニワ姿になって、クラスメイトにお前の方が怖いよ・・
と、突っ込まれたり・・・
惚れた男に口説かれたり、乙女な妄想したり、風邪で高熱だしたりすると・・
あまりの暑さにドロドロにとけたアメーバー状態になったり・・
彼が傍にいてくれるのが当たり前だった日常が急に変化して虚無感を感じると・・
洗濯物の変わりに自分が洗濯機に入って回されたり・・
何しているんだ、服乾かさないと~と、いわれて・・
ろうことか自分ごと洗濯機に入ったり・・・と・・(笑)
え、そんなことして大丈夫?読者マネしたりしないの?
と、今時の人なら思うかもしれませんが、マネしちゃ駄目ですよ~という注意書きとか書いてあるので安心です。最近の番組は、そういう表示がありなし~な気がしますが~(笑)
まあ、洗濯機の中に入ろう~なんて頭の悪いこと基本的にしなかった気がします。
子供ながらに慎重というか、用心深い子供だったような?
なんて思いつつ・・・
そういえば、今時の若い子って、パソンコンなくして、どうやって仕事していたんだろ?
と、アナログ時代の人間に聞いていたらしいのですが・・
無知って怖いね・・。
PCなくても、目、鼻、口、手足、紙やペンがあれば何でもできるというのに・・(汗)
面倒だったけれど、その分工夫したり頭使った分、できることや、物事を楽しみ方の範囲も凄く広かったような気がします♪
今の子は面倒だ~
というのも、私たちにとっては、その工夫や過程が楽しかった・・
とでもいいましょうか・・♪
PCはしょせん機械まかせで、自分で何かをしているつもりでも、結局させられているだけですからね(苦笑)
実際、なんでも今時の子は機械まかせで、自分でものを考えるのが嫌がったりで出来ない子が増えつつあるようですし・。
便利が進むほどに人間頭悪くなっていきますから、本当・
・(汗)
因みに、私はアナログとデジタルの中間地の時代なので・・
電話、TV共に、デジタル、アナログ時代の両方知っています!
外出中は、携帯の変わりに公衆電話使いましたし・・
電話番号も、プッシュではなく、ダイヤル式でジーコジーコと番号回したり・・
TVも、リモコンなんてなくて、TVのチャンネルはTV画面の横についているダイヤルをカチカチ回したり・・
TVの移りが悪いと、TV揺すったり叩いたりして元に戻したり(今のTVは繊細すぎて絶対出来ないことでしたが/笑)
と、漫画のネタからずいぶん離れちゃいましたが・・・(笑)
一筋縄ではいかない個性・・
それがシリーズごとに進化していき・・
作者も、ふろく、カラー扉、表紙と同時進行で原稿の中身を書いたり~
沢山、泣き言いいたくなることもあったでしょう(今はネット配信でいつでも簡単に原稿データ送れるし、付録のイラスト~なんてのも一部の雑誌だけでしょうし)。
それでも、めげそうになりながらも頑張られていた・・。
誕生日には友達やアシスタントの人にお祝いして貰ったり・・
沢山の人に支えられて・
てのは、凄く素敵な出来事ですね♪
そして、主人公が人外化していくのは、作者が辛いときに生まれてきたキャラ・・
そう、辛い時だからこそ、キャラは生き生きさせたい・
という作者のお言葉が又非常に大好きで・・♪
そして、物語は・・・
今度寮内恋愛禁止令に、主人公乙冬の義弟が出てきては二人の中を邪魔をしたり・・
神の幼馴染でライバル君が二人の中割って入ってきたり・・
と、そういう障害を乗り越える度に二人のイチャイチャ度はUPしていきます♪
そして、4巻あたりになっいくと、作者の訴えたい要素~
というのが、更に強く、はっきりしてきて・・
それが又、いいんですよね♪
人が輝く理由は、その人が一生懸命だから・
そして、そんな凄い人達の傍にいるだけの自分ではいたくないから、自分も輝けるように頑張りたい
自分だけが楽しいんじゃなく、皆にもそう思ってもらえるように・
君がいてよかったよ・
と、思ってもらえるように・
そんな風に主人公は、神達と一緒の生活の中思うようになる。
そして、初めてできた恋のライバルであり、女と友達の彼女との出会いがきっかけで気づかされます。
友達は頼まれてなるんじゃないと・
なりたいと思ってなれるものだったり、気が付いたら仲良くなっていたりするもので・
自分がその気になれないのに、なれうものじゃない
けれど、そんな風に思えるのは、良い友達がいてくれるからだ・
と・・
まさに、その通りだろうな・・
て、私は思います。
そう、最初から友達になろうといって、友達になれるのは互いに友達になりたい~て、心の中で通じ合うものがあるから・・
それは、頼まれてお友達になる~というのとは、きっと違いますからね♪
本当、恋のライバルだからって頭ごなしに毛嫌いするのではなく、対等なスクールメイトとして・・
そして、神を好きな女の子として・・
又、彼女の本当の思いに気づける乙冬が、本当に魅力的な少女だな・・
なんて思わされるお話・・♪
そんな彼女だからこそ、神達も乙冬を可愛い、特別な女の子だ・・
と、見て感じられる。
芸能人で特別な存在とか、そんなの関係ない。
どんなに見た目が凄くても、人を妬んだりする気持ちは普通に誰にでもある。
ただ、その思いを他人にぶつけるのではなく、自分にぶつけ、そのエネルギーの自分磨きの頑張りにもっていく。
もしも、自分と他の人が違うように見えるとしたら、それがあるかないかだけの話・・。
そう、ただ自慢するだけのだけの友達なんて友達なんかじゃない、お互いを認めあってはじめて友達とはけしていえない・・
と、乙冬を友として見てくれている彼らの言葉に、その通りだ~~~
私が感じる思いを、ちゃんと表現してくれているのが最高に素敵だ~~~。
と、思わず感じさせられました♪
こういう訴えできずして、何が漫画家だ~
なんのために漫画書いているんだ~~~
と、今時のライトノベルはレディコミ、髪の毛にピーナツつけたまま(リアルに絶対ありえないし変すぎるだろ)走ってこれるという、わけのわからない主人公、努力をしない少年漫画。
そういった漫画に何の価値がるのだろう?
漫画は子供たちが身近に学ぶことのできる題材の一つ。
本来のものを作る人間というのは、自分が楽しければそれでいい・・
というものではなく、見る人にどんな思いを抱いてくれるか・
どんなものでも、心に残せるものを作る・・
それに幸せを感じる・
それが製作者というものであり、そういうものを重視した作品こそ、読者の心に、ずっと残してくれる作品なのかな・・
なんて思います♪
形や見た目も大事だけれど、それよりも忘れないでいてくれること・
この作者自身も、そんなことを感じながら制作されていたのだろうと思うと、とても共感、親近感がわいて素敵です
まあ、あくまで私が求めるものの一つであって・・
人の思いや価値観はそれぞれですからね~♪
ただ、それゆえに大事な物を見失って欲しくないといいますか・・。
本当、この作品に登場するキャラにも、素直に思いを口にできる者もいれば、思いが強くても言葉に出来ない者もいる。
そう、人の心って、表ばかりじゃなく、裏の面もあって・
人に見えない気持ちがあるんだってこと、今時の若い子にはもっと強くもって欲しいというか、そういう子が沢山になってくれると嬉しいというか・・
人としての心をもっと豊かになって欲しい
何もせずに後悔することは辛いこと、また今度があるからと諦めたらチャンスは逃げていくということ・・。
何より、今出来ないことが、後々になってできる保障なんてないということ・・。
そんなに、器用にできるものなら、人生苦労なんてしないもので・・。
本当、ここに出てくる主人公は全力全開・・・。
大好きな人の傍にいるためにどうしたらよいのか、今まで以上に考えさせられることになるのです。
そう、同世代の友達同士の出来事ならば、やる気があれば、どうとでもできること・・。
けれど、大人と子供ではそうはいかない・・。
例えば、息子の将来のことなんて、未成年の少女には胸をはって大丈夫です。
と、いうには難しいこと・・。
例えば、大企業の息子と一般市民とか・・
やはり、生きてきた世界が違うし、背負うべき重みが違う・・。
そのことを、改めて乙冬が感じることになるのです。
大企業の息子ならば、まだしも、彼女の思い人は、命と隣り合わせといっても良い立場の人。
そういう場面にでくわしたとき、乙冬は彼の命を守れるか・・
彼の足手まといにならないか・・
そういう枷をせおうには、乙冬には早すぎて・・
それでも、彼女の思いは、恋人への思い一つ。
例え自分がどんな危険な目にあっても、心配なのは自分の身よりも神のことだけで・・。
そう、思いだけではどうにもならないこと・
でも、思いがあるからこそ、訴えるべきことすら訴えられない
人生、辛いこと、楽しいこと色々あるけれど、今は今しかないから、一瞬を大事に生きていく。 応援してくれる人がいて・
だから、逃げずに立ち向かえる。
辛い先に楽しいことがあるかもしれない
逃げたらそれを知ることが出来ない
優しい夢は現実じゃない、そんなものは本物じゃない
未来ある今を生きているからこそ、人は生きる価値があるのだということ・・・
そういうことが、HIまでの訴え・・。
と、文章が思いのほか長くなってきたので、とりあえず2シリーズまでで、いったん区切る~てことで、今日の感想はこのあたりで~
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