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グリザイアの果実 榊 由美子プレイ感想 [ゲーム]

グリザイアの果実榊プレイ感想になります。
この子は、本当~に、不器用な子です。
どのメンバーもとても器用とは程遠いキャラですが、それでも人付き合いの距離感といいますか、この美浜学園の仲間達とは親睦をはかれている・・
けれど、由美子の場合、彼女達相手にでさえ心許さず、どこか拒絶しているようで・・7けれどそうじゃない。
確かに、武骨に心の中に踏み込んでくる人間は毛嫌いするけれど、本当は誰にでもそうしたいわけじゃなくて・・
ただ、心を許すべき相手、許容範囲が狭いだけなのかな・・
本当は自分に関心を持って欲しい・・
けれど、それはどんな人物と思える人というのは凄く限られていているから、誰にでも心開けるわけじゃない。
自分に興味をもってくれるけれど、必要以上に踏み込んでこない・・
そんな距離感が、彼女の一番好む人間関係であり、それって、なかなか難しい距離感でもあり・・
俗にいうツンデレタイプってこういうキャラなのかな・・
なんて思わされます・・(笑)
共通ルートでも、他キャラよりも一歩進んだ関係になりつつある二人・
雄二本人は、それを酷く拒んでいるけれど、でも気になってしまうきっかけがおこり・・
物語は、彼女よりの話が他キャラよりもやや、多めな展開になっていきます・・
というか、一番物語が早く動き始めるんですよね、由美子ちゃんルートって・・。
聞いて欲しいけれど、聞いてもらうにはためらいがある・・
この繊細で難しい年頃の少女の悩み。
人に簡単に口にできてれば、その地点で、それはもう悩みではなくなっちゃいますからね
にしても、この子、話進めれば進むほどツンデレ具合が明るみになってきて・・
すんごく可愛いのですが!
表面上クールを装っているけれど、単純に好意をよせていても素直に表現できない、又はしないだけで・・
皆が思う程にクールなだけの女じゃないんだな・・
と、思わされます♪
以外と、主人公雄二に対しては素直な一面もあって・・
わかりにくいようで、わかりやすい子なのかもしれません♪
昔は天音が本命でしたが、今は榊ちゃんが一番可愛く見えるのかも・・♪
何気に、雄二と内面的な会話にしろ、くだらない会話にしろ絡みが一番多いのは由美子ちゃんでもあるんですよね・・(笑)
そして、由美子ちゃんルートにいくには、みちるルートでの分析点にて、みちると必要以上突っ込んだ会話をせず、スルーして由美子ちゃんルートに突入!
そして、冒頭はいつもの美浜女子生徒に好奇心にまきこまれつつ~な雄二の姿が目にされるのですが・・
物語は心根のない父親のある発言から、静かに動きだしていきます。
そう、今回の雄二の任務は・・
はたかれ見れば由美子ちゃんのストーカーなのですが・・
そして、そんな雄二の動向に興味深々の女生徒達は・・
それが原因で雄二の任務が由美子にも知られることになり、その時の彼女の態度に何かひっかかりを感じてしまった雄二。
それでも、雄二は、はたから見ればストーカと思われる行為を、どんなに由美子に拒まれて続けて・・
起こった一つ目の事件。
雄二の格闘戦~を生身でみたのは、由美子と蒔菜あたりでしょうか~
由美子からすれば、意味もわからぬまま黒づくめの男達に囲まれて怖いことこの上ないのですが、そんな彼女を守りながらひとりづつノックアウトしていく雄二の姿は素直にカッコイイ!
そして、そんな救世主の雄二に、素直でない由美子ちゃんのお礼の言葉と、その時のなんともいえない表情がバツグンのシーンが個人的に非常に萌え~~!
そして・・
結構、由美子みたいなタイプは、ガードが堅い分、一度信頼を得られれば、いっきに心を開くといいますか・・
徐々に強くなってくる敵に対し、雄二の生傷を徐々に増やしながらも命がけで由美子を守る・・
まあ、そんなことを繰り返していれば、落ちない女はいないといいますか・・
最後は、あんなにも雄二を拒絶していたのに、不安な中、唯一頼れる男に対する男へとなっていた彼への態度も変化せざるおえないし・・
気がつけば恋する乙女の目線で、彼の背中をおう由美子ちゃん・・
そう、クールに見えて、結構内面は撃たれ弱いので素はもの凄く可愛い系の娘なんですよね。
本当は雄二に任務とはいえ傍にいてもらえるのが嬉しくて・・
例え依頼主の相手以上に思ってもらえないとしても・・
それでも、雄二に傍にいてもらいたい!
任務から解雇されたと聞いた時の落胆っぷり・・
そして、その後の勇気を振り絞ってみせての言動・・
そして、そして~
そんな乙女心に一切きずかない鈍感な主人公雄二~~~
雄二の欠点って、多分そこなんだろうね~
普段から空気読めない子なんですよね、色々と行動範囲も能力も広いですが、乙女心に関してだけは、どうにも鈍すぎて・・
そのくせ、変な所では女心読んじゃう、なんとも困ったちゃんな男・・(笑)
けれど、そんな雄二も、雷に怯えて震える姿を見れば、意図せずとも、彼女もか弱い少女の一人でしかない・・
そんな風におもわされる出来事がおこる・・。
突然振り出した雨に慌てて雨宿りしたはいいけれど、既に二人の衣類は雨にぬれ・・
そこに留めとばかりに鳴り響く雷の音・・
それに怯え、とっさに目の前の雄二の胸にすがりつく由美子・・
その、自分よりも強くある男の腕を感じながら、出会った時に彼にいわれた、話したくなったら好きに話せばいい、全部聞いてやるから・・
という雄二の言葉に、ゆっくりと口を開く・・。
そこで気化された内容は・・・
生死にかかわるような出来事ではないけれど・・・
親の務めを放棄した両親・・
彼女に何も罪はないのだけれど、周りが彼女の存在をせめたてる・・。
ただ女として生まれたという理由だけで・・
本当に、努力でできるものなら、なんだって努力で解決する・・。
けれど、性別だけは、誰に何を願おうとも、どうすることも出来ない 本当に、親が子供にいっちゃいけない言葉で・・
そして、同時に、子供程に無邪気で残酷で身勝手な生き物はないな・・
と、いうのも、酷く理解できる。
彼女と同じ立場ではないにしろ、親子関係や、学校でのクラスメイト達との関係や在り方が類似していて、どうにもたに事には思えない内容で、正直切ないです。
本当に、いるものをいないものとしたいなら、上手にふるまえば良いのに、何中途半端にヘタな演技をするのか・・
まあ、自分視点でしかものの見方出来ないのは、子供ならば致し方ないといえばそうでしょうけれどね・・
本当に、無責任な言葉を由美子へとなげつける・・・。
すぐ涙ぐんだり、寂しがり屋だったり、父親に対する強い嫌悪感も、こういう過程があったからんあだな・・と・・
改めて思わされた感じです。
そして、現実という奴は、そう甘くはなくて・・
本当に強くいいたい。
子供は大人のための玩具でも、お金儲けのための道具なんかではないと・
そんな大人が子供の未来を奪い、食いつくしていくのです
思考も、行動も、居場所も、選択しも、全て・・
そんな親を、どうして親として見れるのか・・
今まで興味すらなかったのに、急に態度を180度変えて笑って迫われる心地の悪さ・・(笑)
けれど、年月が無いがれるうちに、それにもなれてきて・・・
由美子と私で違うのは、そんな自分に疑問を持つかもたなかったか・・
でしょうか・・・
まあ、子供なので、どんな親でも親の働いたお金で生活させて頂いている以上は文句言えない・・。
だから余計に歯がゆかったり・・・
子供ながらに年つきがたてば、見えなかったことが見えてきたりとか・
時間がたてば、過去の出来事は出来事として緩和されていく・
そう、あくまで緩和であって、風化していくことはないのですけれどね・
強烈な出来事に関しては、記憶からは、そう簡単には消し去れない
当時の苦しみは忘れることは出来ても、されたことだけは忘れられない・
そういうものなんですよね・・。
そして、由美子の場合は、今の親の態度が本当に彼女自身のためのものなかは、又難しい所・・
でなければ、美浜学園にて出来の悪い娘扱いして放り込む・・・
なんて現状にはならなかったでしょうからね・・。
そう・・
何度彼女を絶望に突き落とせばいいのか・・・
裏切るくらいならば、最初から期待させような行いをしなければよいものを・・
人間、喜んでいる時や物事が上手くいっている時って、一番無防備で、そういう時に与えられるダメージって半端ない
むしろ傷ついている時にならば、何も感じることもなく、ああ、やっぱりそうだったのか・・
レベルですませることも出来るのでが・・
本当に、ここまで非道な親っているのでしょうか・・
都合悪くなったら捨てて、都合よいときにだけ形ばかりの手を差し伸べる・・
そりゃまあ、いつまでたっても、彼女が父親を受け入れることなど出来ないでしょうに・・。
娘が駄目なのはではなく、むしろ父親の方だと気づくべきなんだろうな・・。
そして、どこまでも残酷な学友たち・・
人の不幸がそんなに楽しい?面白可笑しい噂話しにしたい?
人の背中指さして影で笑うことの醜い自身の姿を、なんとも思わないの
と、最後の砦すら失い、心壊されてしまった彼女の変わりに、そう叫ばずにはいられなくて・・。
でも、結果的によかったのかもしれない。
だって、この美浜学園に訪れなければ、自分のことを心配してくれる、本当の友と呼べる、彼女にはできなかったかもしれない・・・
そして、雄二という男に出会うことも・・
そう、きっと生まれてはじめて彼女を守ってくれる存在・・
弱り切った彼女を見つめ見守る雄二・・
その日をきっかけに、二人の関係が変化していく・・
同時にそれは、取り巻くことがらが大きくなり、それゆえに、雄二が深手をおうこととなり・・
そんな雄二の姿を見ては、由美子の雄二への思いが、より一層強い物になる・・。
彼を思い心配するあまり、涙する程に・・・
本当、男にとって勲章・・なんていうかもしれないけれど、女として自分のために傷などおってほしいわけもなく・・
それでも、男は女を守ることを第一に思っており・・
男女の思いって、どこまでも平行線なんですよね・・。
けれど、風見雄二という男は、誰にも予測不可能な行動をしてみせる。
守るべきもののためならば、どんな無茶だって約束を貫きとおす・・・。
そう、彼にとって、由美子という存在は自分とにたもの同時で、だからこそ同情する相手であり・・
けれど、同情だけで、人間こんなことまで出来ないです。
車強奪しては飛行場にそのまま車突っ込ませて、飛田等としている飛行機をとめるための最終手段・・
普通の人間なら想像もしないし、出来ない・・
けど、やってのけてしまうのが風見雄二であり、その男のカッコよさであり・・
まあ、欠点といえば女心にいささか所か非常に鈍いこと!
それは他者に対してでもあり、自身に対してでもあり・・
まあ、でも、恋愛関係にんする、しないは最初の感情・・
相手に対して特別な感情を抱いているか、いないか・・
それにきづくことが大事であり 後は自然のなりゆきという奴です・・。
ま、特別な存在を持つってことは、特別な感情を抱くというわけで、今までよりも考えなきゃいけないことも多くなるし、同時に気づけることもあって・・
無関心から始まる恋愛過程程に面白いものはないといいますか・
いきつくまでのそこに心の揺れや変化の表現非常に楽しいんですよね
出会いがビンタにカッターで攻撃してくる女・・ですから、余計恋愛関係に発展しにくそうではありますが、人生何がおこるかわかりませんし・・
恋愛関係だけが男女の関係ではないし、でも、男女だからこそ恋愛関係に発展しない可能性もないわけで・・♪
その行動を先にしてみせたのが、予想外にも由美子ちゃん!
それをきっかけに二人の関係はぐっと変化し、非常~に甘い展開に・・♪
特殊な環境とはいえ、普段クールな由美子が時折みせる年相応、恋する女の子~な、まさにツンデレ反応が可愛すぎて・・
そして、普段甘い言葉をはいたり行動にしない雄二だからこそ、彼女を求めたり彼女に向けるふとした言葉が凄く印象に残るし、萌えちゃうんですよね♪
けれど、雄二だって万能じゃない。
幸せだからこそほころびも出てくる・・・
結婚したばかりの頃を、少し思いだします。
勿論、私の場合は、家事、炊事は母親に最低限しこまれていたので、それほど問題はなかったのですが、互いの性格の違いや癖による不満やすれ違い・
そういったものは、どうしても出てくるんですよね・・。
で、今の雄二と由美子はまさにそういう状態で・・
だてに箱入り娘の由美子ですからね・・
ここまで不器用だったとは・・・(苦笑)
雄二も大変です。
だてに思い込みの強い子ですから余計に・・
という所で今日の感想はこのあたりで・・
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