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偽りのフレイヤ 1~3巻 石原ケイコ [漫画]

偽りのフレイヤ 1~3巻 石原ケイコ
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戦う女の子は凄く好きだし、やはり憧れですね・・♪
戦場で血にぬれながらも、花をさかせる少女~そんな物語にふれるたびに、そう思います♪
人の生き死を描く作品って、奥が深く、読み応えのあって、読み飽きない。そして、共感しやすい
やはり、恋愛に現をぬかす時代は凄くいさったから・・
かといって、最近のレディコミも、恋愛メインの少女漫画に毛が生えているレベルだし・・(苦笑)
もっと早くに手に取るべきでした♪
そう、当初はショートカットになって、亡き王子の身代わりとして~
という設定上~
女の子は長髪でなければいやだ~
なんて、つまらない維持?拘り?偏見?を持ちすぎたがゆえに、気になりながらも、手を出さ素にいた時分に酷く悔やまれます。
そう、この主人公、フレイヤは、戦場にたつには、とてもか弱き普通の少女・・
作者様のいう通り、確かに、この方が描かれていたヒロインって、非力ながらにも行動力と意志の強い少女が多かったので、こういう主人公は珍しいかな?
でも、こういう少女だからこそ、物語が生えていくし、共感もしやすい。
素敵じゃないですか、弱くても、だからこそ立ち上がろうとする少女と、その成長を見守る、そんな物語・・♪
そういう作りこそ、一番リアルに人というものを描いてくれ、感じさせてくれるものも多い・・。
最近は甘ったるい恋愛漫画の大量生産で、見た目重視で中身スカスカ漫画が目立って仕方ない中ですからね・・。
こういう作品は凄く貴重です♪
容赦なく、戦場の過酷さ、非常さというものを描いてくれている作品・・。
朝ドラでさえ、そういうのを作ってくれなくなりましたからね~
基本的に、ぬるぬる作品って、凄く飽きちゃうので・・
なので・・
このイケメンキャラ凄い素敵!
メインキャラだよね?きっと、この人がフレイヤを守ってくれる・・
と、思っていたイケメンが、まさか、いきなり・・・!
という、過酷であり驚愕の展開!
けれど、そんな過酷で非常な状況が、か弱い少女を突き動かしいくのです。
同時に、それは戦場はか弱い少女が駆け抜けるにはあまにりも血と、人の命が隣り合わせの過酷さを突き付けられることにもなり・・。
そう、それは自身がおいて立場をわきまえずに、感情論で行動してしまったことでも起こり・・。
政ごとさえろくにできずに・・
そんな自身のふがいなさに涙し、苦しむヒロイン・・
けれど、やがては、泣いてばかりもいられない、剣を持てずふるえているばかりにはいられない・・
自身の故郷を守るため・・
そして、自身を守ろうと散っていった命を無駄にしないためにも・・
そんな思いを抱きながら、やがて彼女は、悲しみを怒りに変え、立ち向かうことを覚悟する。
同時に、憎しみに心かられるばかりではなく、民を導ける存在へとなるために悲しみを必死にこらえ、兵の前に勇士ある姿をみせる。
その合間合間には、少女であることを偽っていることを知りつつ守ってくれる騎士達との、何気ない男女ならではの出来事なども入っており・
それが、緊迫した空気を和らげてくれたりしつつも・・
どんどん、王子としての貫禄、威圧を身につけていきつつ・・
けれど、兵士たちの前では笑顔を忘れず・・
同時に、厳しさと気高さも忘れず・・
けれど、元はか弱い少女で、自分一人では何もできない、けれど一人で抱えてつき進まなければいけない・・
という、勇敢でありながらも、か弱き一面を隠し通すにも限界があるもの。
人間一人で頑張りすぎると周りが見えなくなるもの
自身にキャパシティーを超えた出来事ならば猶更のこと・
そう、彼女は、傷だらけになっても絶望しても、ただただ、前につきすすむことができないと思っているけれど・・。
彼女が思う以上に彼女は多くのものを救い、支える存在たるべき存在になっていて・・。
だから・・
一人で抱えなくてもいい
一人で頑張らなくても、皆で力を合わせればいい
守られてばかりが嫌なら、もっと多くを守れるように・・。
それでも、失われる命がある。
裏切りがある。
気持ちだけではどうしようもないこともある。
けれど、どうしようもないからと最初から諦めていてはどうにもならない
思いが実力以上のものを発揮することだってある
そう、時にはそれが奇跡を起こすことがあるかもっしれなくて・
それが、起こりうるルんです。
失ったかと思った存在が、今フレイヤの目の前に・・!
と、いう所で、過酷な運命の中、傷だらけになりながらも諦めずに突き進んでいく物語
読めば読むほどキャラへの愛着がわいてくる、偽りのフレイヤ~
1~3巻の感想おわりです♪
4巻は来年の春発売予定です!

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