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月影の鎖モラトリアム プレイ感想5 VITA版追加キャラ 藤堂兄 [ゲーム]

月影の鎖をプレイしていて、本当に、凄く思います。
良作のゲームって、こういう作品のことをいうんだな・・と・・
あんなに嫌悪感でいっぱいだった藤堂兄という存在・・
そんな私の心を、気がつけば解きほぐしてくれている状態にしてくれているのですから・・(笑)
めぐみが話し、少しづつ互いのことを理解していくと同時に、私の彼に対する高感度も変わっていく・・
これは、シナリオが良いから・・としかいえませんね♪
嫌な相手も、本音を知ってみれば・・と、リアルにもある出来事を、しっかり物語ってくれる・・♪
だからこそ、どこまでもリアルな現実をつきつけてくれる物語であり・・。
人は、一度でも甘い汁をすすってしまえば、それが忘れられなくなり、駄目になる・・。
それは、今の若者を中心、ニュースで問題視されている大人、年寄、身近なよそ見や、あおり運転、ルールを守らない運転をしているを見て通関させられるのですが・・。
そして物語りは、当たり前に恵まれた環境で、何も考えず、苦労も知らずに生きた人間による、身勝手な振る舞いによる非難中傷が見え隠れしえきますが・・・・。
店に平気で食べ物を持ち込んだり、ポイ捨てしたり、ながら運転で事故を巻き起こす人間と、重なってくるので、シナリオ読んでると目が痛くなってきそうな展開になるといいますか・・(苦笑)
基本的に他人に迷惑しかかけない人って、後先考えていない知能の低い人いよる言動だ・・て、凄く思います。
くだらない自己満足な動画で他者に迷惑かける愚か者・・とかね・・。
目の前のことばかり見てないで、先を見る目がないんですよ
この作品に登場してくる島の住人達と同じで・・。
境遇はいい時は持ち上げるだけ持ち上げて、自分たちにとって不利になったとたん手のひら返すように見捨てていく・・。
本当に、この島のモブキャラ達の性根はどこまで腐り果てているのか・・
やがて、ある理由から、そんな彼らの標的の一人となってしまう彼女。
けして彼女の責任ではない、むしろ彼女はまきこまれた被害者にしかすぎないのに・・
こういう時にこそ、人の本質ってのがわかる。
どんなに不器用で子供でも、心折れそうな気持ちを抱いていても、彼女は他者を攻めないし、他人のせいにしない
そんな彼女が私は好きで、そんな彼女だからこそ、この男も思う所があり彼女へと優しさを見せることもできるのでしょう。
そんな二人のやり取りにも、なんだか心が和むのです♪
そして、そんなやりとりの繰り返しと、目の前につきつけられる苦しい現実の中で、めぐみの心は大きく変化していき、二人の距離感もぐっと縮まっていきます。
誰にも語れなかった、家族にさえうちあけられなかった思い、考え・・。
大事なのは形や物じゃない
心があるならば、そんなものは壊れてしまってもいい、心さえあれば何度だってつくりかえることができるのだから
言葉だけでなく、温もりからも伝えられる思い。
けれど、そこまで心も体を近づけても、乙女心に気づかないヒロインが・・やはり好きです(笑)
そんな経験がないのはもちろんだけれど、自分でも気づかない程に相手のことを無意識に思う気持ちってどんなさろ・・
と、思わず思わされます♪
そして、そんな彼女に切ない思いを抱き心配しながらも、そっと背中を押してくれる人・・♪
やっぱ、このゲーム、つらい事が多い分人の暖かさに深く触れ合える作品だな・・・と・・思います♪
そして、人生なんの悩みもなく生きてる人程、その背に背負うものがない・・。
そんな言葉の意味に、はっとさせられたり・・・。
本当、そうなんでしょうね。
くだらない動画や、あおり運転等、他人に平気で迷惑かけている人、かけていることに気づかないい人、隣人トラブルを起こす人や、殺人を犯す人たちって、結局は自分の感情論でしか物を見ていない証拠です。
他人に迷惑がかかる、家族に心配させたくない、殺人は恐ろしいことだ・・てことに気づく前に、何も考えず行動にしてるから、できてしまえることなんだ・・と、私個人は思います。
ひきこもりだってそう、いつまでもそうしていられる筈がないし、将来のことを本気で考えれば、そんなことしていられる暇なんてないのに・・・と・・。
というか、そういうことをしている人間こそ、何が正しくて間違ってるかわからず、サギというものに簡単に騙されるのでは・・
と、思います。
そして、更に続けられる言葉・・・子供のいうことよりも大人のいうことの方が正しいと頭ごなしにいって、子供の忠告なんて聞きもしない大人たち・・。
そんな風に、語られる彼のご両親の話しを聞いて、思わず、うちの親もそうだったな~と・・
病気のときの対応とか、他にも色々自分の親とかぶるところがありすぎて、物語進めていると胸が痛くなってきます(笑)
他人のために生きるのも一つの生き方
自分のために生きるのも全うな生き方
生きる理由がそこにあればいい
愛し愛されることの意味さえ、ちゃんと理解していれば何時か見えなかったものも見えてくる
苦しみも苦しみだけじゃなくなっていくし、気づけなかった幸せに気づくこともできる
それが人が生きている証、変化、進化や成長ともいえるもの・・。
それは、初めて芽吹いた彼女の中にある激しい感情。
何も悪いことをしていないし、それを無責任な連中に非難される覚えもないのに攻め立てられる愛しい人の悲しき姿に、彼女の中で、今まで押し殺してきた激情が急激に膨らんでいき・・
本当に・・都合が悪くなる度に、コロコロ意見の変えてしまえる人ほど、自分の行動や言動に責任の持てない人はいないのだろうな・・と、心底思います。
実際、ネット上でのやりとりで、そういう人は何度かいらっしゃいました。
とても自己中心的で・・自分の立場が弱くなれば罵詈雑言浴びせていた人間にこびへつらって、いいたいことだけいっては、さっさと消えていった人・・。
きっと、リアルで人の顔見ながらでは何もいえない人なんだろうな・・。
と、ふと感じてしまいました。
そういう人は、心の弱い人間なんですよ
自分の意見を言えない以前に、自分の意見をもてない人間. 本当、理解に苦しみます。
自分たちの行動を尻目に他人を持ち上げては、蹴落とすような行いを何故するのか・・・
できてしまうのか・・・・。
耳に届く、愚かで醜いとしかいいようのない島の住人たちの罵詈雑言・・
自分たちの姿を、一度鏡で見ればいいのに・・と、思わずにはいられない展開になっていきます。
けれど、その後の展開は・・
イイ男ってのは、こういう男のことをいうのかな・・・
と・・
彼が今まで、めぐみに対しての態度があんまりだったのは、色んな理由があって・・・
島で起こった問題も、結局落とし前はちゃんと自分でつけて・・
惚れた女に向けて、公衆の面前で、どうどうの告白~をしてみせたりとか・・
自分より出来る男を素直に褒めたりとか・・♪
そして最後のハッピーEDは・・
好きな人のためであり、それが自分の幸せになる・・
結局は、二人して同じ形の幸せのあり方を求めて終わった~~と、いう所でしょうか♪
そして、最後の最後になって二人ようやく、はっきりと互いの思いをつげることが出来て・・
てか、そんなこと告げている暇なんてなかったんですけれどね。
生活が苦しいと住人たちの暴動やらが大変でしたからね・・(笑)
やはり、苦難を乗り越えてこそ、真実の愛に辿りつける~という奴でしょうか
だって、その方が、いっきに、互いの心の奥底にふれあいやすいじゃないですか♪
そして、めぐみの凄い所は自分が思っている以上に人に影響を与えられるという女だということ。
もっとも、そんな女に彼女を成長させたのは、誰でもない藤堂兄・・雅という男なんですが・・(笑)
信じている人が信じる人なら信じられる。
あなたの幸せが自分の幸せ・
なんて、理想的で素敵だな~
なんて思わされるED!
そして、反対に依存EDはというと~~
依存です。
たった一人の愛する人意外、何もかも失って・・
現実から逃げ、仮初の幸せにおぼれるふりをして、肉欲に身をまかせて・・
そんな乱れた月日を重ねながらも、心のどこかですべてを捨てきることが出来ずにいる二人。
けして心から幸せというには程遠くて・・
でも、互いに出会い愛し合った事実は、今ここにある。
だから、後悔もしていないし、出会えたことは良かったと思っている。
こんな二人だからこそ、今ここにこうしていられるのだ・・と・・。
そうして、二人のとった最後の道は・・
と、FDなのに、なんでしょう、この救いようのない展開は~~~♪
いや~依存ED,相変わらず凄いですね、この作品・・
やはり、ただの甘いだけのシナリオでは満足できない!
てことで、次は弟の方のプレイに向けていきます!
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