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月影の鎖 モラトリアス プレイ感想3 アナザーストーリー  [ゲーム]

それぞれによって、まったく異なる雰囲気のシナリオ、アナザールゥト

棒名望
彼のルートは、一言でいえば闇・・執愛、依存愛・・というにふさわしい展開に♪
愛という名の肉欲にまみれた~~~~とでもいいましょうか・・。
そう、昼間は健康的な雰囲気の二人ですが、夜になると、まさに18禁展開に!
でも、昼間も昼間で、めぐみちゃんの発言はどこか後ろ向きで、全てを笑顔であきらめている・・
それが当然のそぶりの、今の彼女の姿が怖い。
無印以上に闇部分が強い雰囲気に・・・!
愛する人が自分だけを見てくれればいい、それ以外はどうなってもいい・・
愛しい人の苦しむ表情がたまらない・・と、完全に壊れてしまっていて・・
そして、そんな彼女を信じてともにあろうとし、裏切られてしまった仲間たち・・
その何気ない会話が、なんだか、とても切なくて・・。
信じるものに裏切られる行為程に心痛むものはない、それでも、そんなときだからこそ、強く前を向いていける彼らはとても立派で・・。
だからこそ、抗うことを諦めてしまった、めぐみ達の闇の部分がとても強調された・・
いわゆるずぶずぶのお話~~(笑)
よくぞ、オトメゲでここまでしてくれた~~~て、感じです!
このキャラ、キャラ自身よりもシナリオの雰囲気が好きなのかも・・
なんて思わされました♪

大井川
今度は兄ちゃんのアナザーです!
本編よりも少し前のお話のようですが・・
本当、親から与えられるべき時期に、愛情を与えられないと、自分の居場所に個室してしまう~
そんな、めぐみの心境をふとみせてくれたシーンと・・
そんな彼女の張り詰めた緊張を、一瞬で和ませてしまう兄の存在・・
あからさまではなく、こういうさりげない言葉や行動で、見守るのって難しいので、あいも変わらず、この兄の言動、思わず尊敬させられちゃいます
そして、この人の言動って、ことごとく私の心理にピタリとよりそってくれる!
休日ってのは、普段がんばっている人がリフレッシュするためにあるんですよね!
もちろん、平日からだらけているような、怠慢な人は~別として・・ですが・・!
平日と休日はメリハリ~をつけなきゃいけないもので・・
そういう、臨機応変~な所が、めぐみちゃんにはかけている所・・
本当、可愛いくらいに不器用な娘です。
人を思う気持ちはあって、兄のように上手く言葉にすることも行動で示すことにも不器用で・・
そう、行動するよりも頭が先に動いてしまう。
相手のことを思うがゆえに、動けなくなる・・。
いつもの自分らしさを表現するのって、言葉にするより、なかなかに難しいですからね~相手によって・・・(笑)
自分にも、そういうのが出来ていた時期も確かにあったけれど、これが自分よりも、ずっと年上の人相手~となると、なかなか難しいわけで・・(笑)
にしても、子供は子供らしく・・
ちゃんと考えるべき所は考えなきゃいけない、でも、子供だからこそ遠慮しないでいい部分もあるわけで・・
今の社会では、そのメリハリ~が出来ていないのは、やはり親の教育のせいなのかな・・。
怒る時はちゃんと怒り、やさしくすべきときはやさしくする・・。
そういうメリハリ~てのも、本来の教育のあり方なんだろうけれど~なんて、思うのです。
それが出来ないと、甘やかし放題の世間知らずの我侭な子になるか・・
しつけと虐待の理解できない駄目な親により、子供の命を奪うか、加害者にさせてしまう子を育ててしまうか・・
なのかな・・なんて思います。
もちろん、ひきこもり=犯罪者とはいいませんけれどね。
では、引き篭りは撫ぜ犯罪者に見られやすいのはなぜか
なんだかんだで引き篭っていては世界が狭い。
視野が狭いと見えるべきものが見えず、見なくていいものばかりに心がとらわれる
ようは、気にすべき所をきにせず、気にしなくていい所ばかり気にしてしまう・・。
結果、必要なく他者を攻撃せざるおえない人間になりやすい
外に出れば些細なことに関しての対処方法もみつかりやすいが、外がみなければ、その対処方法も見つかりにくい。
物事との正しい、間違いは自分の世界に閉じこもっていては、けして見えないのです。
だから、犯罪へのリスクが、少なくとも高くなる・・。という印象になるのではないのかな・・と思います。
犯罪者予備軍ではないのなら、なぜそんな扱いをされてしまうのか・・ということを考えての、私なりの結論~です。
まあ、人間、死ぬ気でやれば、大抵のことはどうにかなるんです
死ぬ気でやらなくてもいい環境を作ってしまっているから引き篭りが増えるんだ・・と、現代社会において、日々思わされたのでした(笑)
私の場合、引き篭りたくても親が許してくれなかったし(苦笑)
自分で、どうにかしなきゃいけない社会になってきた・・といいますが、私の子供時代は、子供だけど、子供ながらに自分のことは自分でどうにかしなきゃいけない・・
そんな生き方だったし・・
どうなんだろうね・・
人に頼るのはとても大事だけれど、それを当たり前にしすぎるのも問題・・・と、色々考えてしまったのでした~~。
他人にたよらなきゃ何も出来ない、物事の良しあしのわからない若者が増えているのは、やはり親の教育によるしつけができていない世の中なのだろうな・・
と、思わずにはいられません。
人間楽ばかり覚えてしまえば堕落していくだけだというのに・・・。

猪口
こちらも本編が始まるよりいくらか前のお話・・
出だしは不思議な語りで始まるのですが・・
本編は、うららかな朝の時間が描かれていきます・・
なんとも、人が良いにも程があるといいますか・・
今の若い人に彼の爪の垢をせんじて飲ませてやりたい・・と思わずにはいられません。
本編でも、とても良い人柄なかれですが・・
ここまでくると凄いです(笑)
けれど、そんな、すぎるくらいの人の良さも、彼の生い立ちを聞かされると納得せざる終えない悲しい過去。
心に残るのって、自身が他者にだされることばかりではなく、自身が他者にしてあげることが出来なかった後悔・・
私も、そういうのに囚われる部分が少なからずあるので、彼の気持ちは妙に心に染み入っていきます。
失ってしまってからでは遅い
自身のせいではないにしろ・・
けれど、何も出来なかったのは守れなかったのと一緒だ・・という言葉も・・・・
彼の優しさは大井川とは又違ったもので、なんというか、とても真っ直ぐで誠実な感じが凄く好きです♪
時にそのやさしさは、とても、積極的で大人の男性としての魅力も垣間見えて・・♪
そんな彼のペースに、無意識にふれられる温もりに、徐々にひきこまれ魅了されていくめぐみが少し可愛くもあります♪
そして、彼が毎夜見る、美しいまでの人か、人ならざるものか・・の存在が・・。
そして・・FDなのに、この切なくも狂おしい恋の行く末がかの作品らしくてたまりません!
愛する画ゆえに愛し合うことが許されない・・
て言葉思いだすと、どうしてもロミジュリを思い出してしまうのですが・・・!

望月
まざに、アナザールート・・・
本編とはまったく違う出会い方を二人していたら・・
という話なのですが・・
やはり、この子は可愛い・・
他の攻略キャラにはない青臭さゆえの、実直でまっすぐでな瞳が妙に微笑ましく感じさせれてしまうキャラ♪
けれど、まっすぐだからこそ感じる思いも複雑なもの。
今の世の中、何もかもが当たり前で、困ったら何時でもだれかが助けてくれる・・というよりは、甘やかしてくれる・・。
そういうシステムが悪いわけじゃない。
少し前に話題になっていたニュースですが・・
買い物難民にしろ、ひきこもりにしろ・・
でも、それを当たり前に受け取って、甘えてちゃ~どうにもならないんですよね。
だいたい、買い物難民~なんていっているお年寄りさんにいいたい。
お年をめしているから安いスーパーは遠くまであるいていかないと行くことができない~これは理解できなくはない。だが、市が提供して、運んでくれるお野菜に感謝の意を唱える所か、肉がないのが問題だ~
と、いってみせる様子を見て、あなたたち、我侭ばかりじゃん。
近所の高級スーパーでの買い物が嫌で、今度は肉がないと嫌とか・・・。
寄の割には、物の有難みを感じなさすぎですよね・・最近の年寄はこんなんばっかなの?と、当時は凄く思っていましたが・・。
と、思わずにはいられなくなりそうで・・。
私の自宅なんて車がなきゃ病院いくことも買い物することすらできないというのに・・
買い物難民なんて、とてもいえる立場ではないご老人たち・・。
感謝の言葉よりも、贅沢や文句ばかりでは、受ける印象も変わるといいますか・・
今の年寄は大事なものを忘れている人が少なくないのかな?
年老いていても、若者の価値観と近いのでしょうか・・
なんて思います。
私の近所のお年寄りさんではありえないので、全ての人が・・とはいいませんけれど・・。
今までの当たり前に固執するあまり、他人から与えてもらえる善意に対して感謝の意を唱えられないってのは、正直怖いな・・なんて思ったものです。
てか、お年寄りって、そういうのを何より大事にしているものだと思っていたがゆえに、複雑な心境になった記憶が・・・。
なんというか、人間不便なら不便なりに暮らしていく工夫や認識が持てて何ぼなのにな・・。
と・・
そんなお年寄りへと、サポートされる方々も、別に感謝のの言葉が欲しくてしているわけではない。
喜んで欲しいからやっているだけで・・
それでも、何やっても当たり前だからと、どう感じているのかわからない態度されれば、どんなに仕事だとしても、助ける方も人だし、意欲もそがれるし、心労もたまらずにはいられないのでは・・
て、少なくとも自分の立場になると、思わずにはいられません。
なんて、望月君の、ふと毀れだした呟きに同情してしまいました。
そういうの、全部受け止めるにはまだ彼は若いですから。
お礼を言われれば誰だって元気になれるし・・・
そういう何気ないやり取りって、本当に自分の身になって置き換えなきゃわからないことって沢山で・・。
だから、何気ないめぐみの一言に、やわらかい笑みを浮かべる彼が愛しく感じずにはいられなくなります♪
そして、このアナザーストーリーどのキャラも、短いストーリーの中で丁重に、さりげない雰囲気で恋愛話へと運ぶ展開が又、非常に好きです♪
相手の何気ない反応とか、今のめぐみには他に頼れる人がいなくて・・
だからこそ募りやすくも切ない思い・・・
そして、相手を知りたいと思うのならば、まず自分のことを話す
これは、友達作りの時にもよういる手段なのですが・・
本当に望月という青年は実直でいい。
めぐみの生い立ちを同情するような言葉ではなく、彼女のそれまでの行動を素直に受け止める言葉・・。
自分がめぐみの立場でも、その優しい言葉かけは涙ぐまずにはいられなかっただろうな・・
きっとそれは、彼の抱えている過去が思ったよりも複雑な物だったから、彼女の気持ちに深く寄り添えたのかもしれない。
ある意味、良くも悪くも似た物同士・・という奴で・・
だから反対に、めぐみも彼のその後の苦しみを理解し包み込むことができる。
恋愛って、優しく甘いだけじゃない。
過酷な現実を生きていくには、それだけでは生きていけないのです。
色んな覚悟や捨てるものが必要で・・
その結果は・・
何もかも失ったけれど、一番愛しいぬくもりだけは・・
と、なんとも切なくも狂おしい~~~!
一番萌え度の高いストーリーでした!
神楽坂
今度のアナザーは~~
多分、今までの中で一番明るい雰囲気の物語になるかと・・・(笑)
本当の意味でのアナザールウトかもしれません。
そこには災害による苦しみ、難民がいることなく、それゆえの兄妹の親睦度合いも又本編とか変わっていて・・。
それでも、彼とめぐみは出会ってしまった。
些細な出来事による、些細な偶然で・・
それが、彼女を変えていくきっかけとなっていく。
本編とは違う流れで物語はスタートし、本編とは違う流れで彼女の回りが変化していく・・。
にしても、なんとも和やか~な会話がっほえましい!
改めてこの二人の共通点を見つけたといいますか・・
そう、二人して頑固者・・と・・(笑)
そして、そんな二人のやりとりが、環境だけでなく、めぐみ自身の心にも新しい風がふきはじめます。
今まで、きにもとめたことのなかったことの発見を与えてくれる存在となっていきます。
人に対して気を配るばかりではなく、時には甘えることや・・
家族以外の人間、異性の広い胸と腕の温かさ・・
そう、あまりにも自然に、戸惑う隙間も時間もないくらいに、彼の腕はめぐみの細く震える体を抱き寄せて!!
初めて、少女は異性を意識するようになる・・
この過程が、話の流れがたまらなく良くって・・・♪
ほんの一瞬の触れ合いと、心の通い合わせがきっかけで淡い恋の花が咲き、それは小さな勇気となる。
そして、そのラストは・・
一番甘い雰囲気のアナザールゥト~て感じで、終始癒されました♪
そして・・本当に、人の縁って、どこでどう繋がっているかわからないから、大事にしなきゃいけませんね・・
とも、思わされたのでした♪

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