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鋼の錬金術師 fullmetal alchemist 50~54話は、登場キャラの生き様がカッコよくて切ない! [アニメ]

そして、世の中は・・ロイの動乱・・という騒動になっていきます。
彼はけして悪ではなく、むしろ悪しきは軍の方であるべきなのに・・
さらに、現場の兵士でさえも・・
死人を出さないように手加減して攻撃しえいることすら、気づけるものがいない・・
それが返ってカッコよく見えてくるといいますか・・♪
やはり、そのことに咄嗟に気づけない兵士たち相手ではロイのような凄腕の人達からすれば赤子の手をひねるようなもの。
それに気がついても、どうすることもできない駄目な軍隊兵のうろたえることの気持ちのよいこと(笑)
そして、ロイたちが表舞台であえて暴れている間に、軍隊の指揮官の元達へと・・
攻撃は最高の守り・・ともいいますが、それはきっと同等の相手か自分より弱い相手に対して通じるもの・・なのかな?
なんて、彼らの戦いっぷりを見て思います。
だって、ロイたちは仲間同士で冗談いえる余裕があるんですもの・・♪
やはり、余裕を見せてくれる男ってカッコイイ!
そうして彼らが動いている間に仲間たちが集まってくるのです。
そう、久しぶりです・・と、いってみせる、お久しぶり~な登場のキャラクター達・・
やはり、信頼における上司元には頼れる部下がついてくるものですね。
予想外な協力者がロイの力になろうと、一つになっていきます!
その間に、エド達はエド達で、手段の選んでる暇がない~という感じで、競合突破にて狙いの場所へと潜りこみます!
そして、そんな彼らの動きを阻止しようと放たれた不気味な不死の軍団。
敵の手に落ちたかと思っていた軍の手のひらを返した襲撃がカッコイイ!
けれど、その背後に覆いかかる恐ろしき化け物が・・!
人の命と、世界の命運・・
どんなに勝ち目があるとしても、人の命をないがしろにはしたくなと心に決めたエドとアル・・
けれど、今彼らがここで負けてしまったら・・・!
彼にとっては命あるものはどんな姿になっても、命あるものと変わらない・・
そんな彼らだからこそ託せる思いと命がある。
人の命の代償ではなく、その命の重みを背負ってともに戦うことの覚悟・・。
EDの歌詞がまたいいですね。
あの日から泣かないときめてきた。
痛みを重ねても許せずにいた
もう戻れないいくつもの日々、僕は何もできずに君の板記憶のかけら、また一つ消えていく。
今日よりもずっと強くなりたい
この声がいつか届くように、歩き続けて、風がやんだら、君を探して空見上げるよ
夜明けの先に光がさすよ。虹がかかるよ
という歌詞が凄く、今のアルの心情とリンクしていて・・。
そして、一対二の激しい攻防戦となります。
そんな彼にむかって向かい合う敵からの言葉。
力を他人のためではなく自分のためになぜ使わないのかと・・。
元の体に戻ること、この場から逃げること・・今もっている力を使えばできることなのに、なぜその選択をしないのか・・と・・。
その答えにアルはいいます。
なぜ二択なのか、両方適えるのがそんなに駄目なのか・と・・
そう、彼らの生きる道は等価交換以外のもの・・。
己の欲だけではなく己以外のものを助けるための力として、新しい可能性を生み出すために・・。
それぞれの戦いにあるのは、ただ一つの思い、この国を、大切な物を守るために・・。
非力ならば非力なりに逃げ方や戦い方があるのです
戦うことも勇気、逃げることも勇気・・。
力の強さだけが全て物をいうわけではない、力なきものだって追い込まれれば死に物狂いではむかうことだってある。
最終的に恐ろしいのは人の思い・・なのかもしれません。
そう・・良くも悪くも・・
エド達のピンチに救世主のように現れてみせた男、ロイマスタング・・
この男は高い志と、それに似合った炎の錬金術師といえる強さをもっている・・
守るべきものが、大事なものがあって・・
だからこそ彼はここまで強くなれたし、強くあろうとしていられるのでしょう。
けれど、その志も一歩間違えれば闇へと落ちてしまう。
仲間を無残にも殺された復習の道へと・・。
彼は多くの地獄を目の前にし、今まで生きてきた。
その苦しみを分かち合えるもの程、信頼できる者はいないのかもしれない。
そして、そんな彼を取り巻く雰囲気も変わっていきます。
彼らの歩むべき本来の道筋が世間に知らしめることへとなっていきます。
そう、彼らの知りうるべきこと、伝えるべき必要のあることが市民たちに伝えられていきます。
ホムンクロス、賢者の石、軍の真意・・・
それらは伝えるべきことではないので市民に明かされることはありませんが、市民たちは何が真実で嘘なのかを考え始めてゆくのです。
そして、そのロイは・・
目的を果たすため、どんどん非情・・というより非道になっていきます。
そう、今までにみたこともない恐ろしき鬼の形相へと変えます・・
ずっと探して、追い求めて、ようやく見つけた・・
同胞の敵・・
冷静沈着な仮面は見事にはがれ・・
ただの憎しみに心捉えられた一人の醜い男の姿へとなりはてます・・・。
こんなに・・こんなに激しくも恐ろしい表情をみせられるとは・・
復習の鬼となったのは姿だけではなく、その行動・・
敵とはいえ、容赦のない攻撃・・
というよりは、鬼畜でえげつない攻撃をただただ繰りかえします。
心は憎しみと怒りに染まりながらも、その腕は冷静にホムンクロスの弱い部分を攻め続け、地獄のような痛みと苦しみを死ぬまで与え続ける・・。
その怒りは、圧倒的すぎる力を見せつけます。
むしろ人思いに殺された方が楽でしょう・・。
けれど、そう簡単に片付けては復習の碇は収まらない・・。
憎しみは憎しみを生むことしかできない・・
そして、一番大事な物を失ってしまうのです。
一言でいうならば・・
今の彼は怖い・・
人ではなく復習という名に染まってしまった悪魔・・
そう、いっても間違いではないだろう・・と、思えるくらいに・・・。
そんな復習にとらわれた彼を救うのは・・・
リザの背中に刻まれたそれは・・
ロイとリザをつなぐ一つの鎖・・。
ロイとリザはどんな関係なのだろうか・・
ただの部下と上司では、きっと計り知れない複雑に絡み合った関係・・
てか、やはり、この二人のなんともいえない距離感がたまりません!
男と女であり、それ以上とも以下ともよべない・・
けれど、部下と上司というにはあまりにも親密な関係・・。
そんな彼女が傷つき倒れている様を見たロイの怒りはさらに増幅し加減がゆかなくなっていきます。
もう、すでに、この人は憎しみに心を支配されている。
ひと睨みするだけで、怯えるには十分です。
焼き殺すだけでは済まさない、何度も何度も炎で焼いて、焼いて、焼きつくして・・。
ここまで一方的に攻撃され、踏みつけにされ、本当に今ここで殺されるかもしれない恐怖に怯えるホムンクロスを見ていると、今まで残酷極まりない彼に同情の余地が芽生えてくる・・とでもいうのでしょうか・・。
どちらが悪なのか、ここまでくると、もはやわかりません。
今のロイは国のためでもなければ、力あうものに全力でぶつかっているのでもない・・。
ただ、自身の復讐という醜い心に支配され、感情のまま残酷に弱い者いじめをしているにしかすぎない。
そこには正義も正しき物も一切ないのです。
復讐に心支配されたような人間がトップにたてば、どんな世界になってしまうのか・・
だめなんです、それでは彼が長年求め続けてきた高みへとたどりつけない。
畜生道へと落ちてしまう。
エドの言葉ではまだ足りない・・
イシュバール人の言葉で自身の行いに気づき・・
最後の最後憎しみを押さえ込むことができたのは、リザの言葉・・
貴方を撃った後、私一人のうのうと生きているつもりはありません。
そう、最後の最後、彼にとってかけがえのない大切な人を二度と失わないために・・・
子供に怒られ、自分を敵といっている男に諭され、君に又辛い思いをさせてしまって・・
自分わ愚かだと、すまないといいながら崩れ落ちるロイがあまりにも切なくて・・
人は、憎しみを乗り越えてしまうと、怒りは不思議と消えてしまうのです。
旨くいえないけれど、哀れみと悲しみしか浮かばない・・・
憎しみで心満たして殺しあえ~と、叫ぶモムンクロスの言葉は、もはや弱者の泣き言とでもいいますか、酷く哀れびを帯びた声にきこえて、なんとも切ない・・
そして、ホムンクロスにも心がないわけじゃなくて・・
仲間なんかいないし、自分の身は自分だけで守ってきた・・
人間のように弱くても立ち上がる勇気と、それを支えてくれる存在・・
本人は気づかずに言葉にしていたのです。
ずっと人間を否定し続けていた言葉は、ただただ羨ましさからくるねたみ事でしかなく・・
ボロボロの体で、泣きながら屈辱だと叫ぶシーンが・・
悲しくて、切なくて、哀れで・・
敵だからとか、見方だからとか関係なく、なんともいえない気持ちになります。
今まで、どちらかといえばお世辞にも好きになれなかったキャラだけれど、実はホムンクロスの中で一番人間臭い子だったのかな・・
なんて思わされました。
そして、この作品で好ききなのは・・
逞しくも愉快な筋肉男たち・・
本来、程よい筋肉~は好きで、ムキムキ~なタイプは苦手なはずなのに、この作品は、キャラ自身が魅力的なのか・・
あの、うっとおしいくらいの筋肉ポーズに惚れ惚れしてしまうのです(笑)
そして・・
いつも、いい所で出てくるエルリック兄弟の師匠様~~♪
本当、りりしくもカッコよすぎる女性・・
登場、きめ台詞も毎回同じなのに、なんだか、そのお決まりな登場シーンがかえって彼女らしくて、大好きです♪
タグ:ハガレン
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