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鋼の錬金術師 fullmetal alchemist 25~32話 [アニメ]

この作品を見て凄く感じるのです。
この作者様は、本当に日々生きるなかで色んなことを感じ生きていらっしゃるのだな・・と・・
教えられるというか、感じさせてくれるシーンが本当に多い。
人の命のあり方
人が生きるということ・・・
人の肉体ってなんのためにある?
人にはなぜ心があるの?
それらはすべて命あるものとして存在し、生きるため
人ならざる異形の生き物とはなんだろう・・
手足が6本あり、口が二つあり、恐ろしく鋭い牙があり・・
それは、本来人が生きるに不必要な物がくっついているから、異形な形としてみられる。
けれど、姿形は人と異なっていても、そこに人としての心があるのならば・・
両手のない人、瞳の形が特殊だったり、少なからずとも本人の意思に関係なく姿形が変わって生まれ出た命にも、命はある。彼らに何の責任もなくて・・
ここに登場してくるキャラ達は、現実と非現実の狭間で向き合い生きていきます。
人が人として生きることを望むもの・・
人ならざる力を得てまで生きようとするもの・・
それぞれの生への求め方がまったくの間逆で・・
命は生きているのと同時に生かされているものでもある
生命はひとつだけでは存続していくことはできない
自然の力があり、そこには目に見えないもの、形なきものもある
空気、二酸化炭素、水など・・
それらを形ある力として表現できるのが二次元の作品であり・・
錬金術という過去に残る歴史を用いて作られた・・て・・・
難しいことはうまくいえませんが~~
だって、錬金術~の歴史というものは、名前は存在していても、まったく詳しくないんですもの(苦笑)
昔の人って、今と違って色んな迷信や不可思議な力など、現代における私たちには想像もできない、ありえないことをやりとげようとしていたのだな・・と・・
現代では人は一度命をおとせば生き返らないし、悪霊や怨霊なんてものは信じられていない世界ですが・・。
それらは、科学の進歩によって変化しえいきます・・・
失った命は戻せないけれど治療する技術があり、専門知識があり・・・
時代の流れとともに人間は良くも悪くも進化していく・・・
な~んてことを独自目線で考えさせて頂けます。
そして、何が一番驚かされるのかというと・・
この作者様が女性であったこと・・
旦那にも伝えたら、私よりも酷く驚いていましやた(笑)
だって、簡単にいえば、いかにも少年漫画~な雰囲気の作品・・
まさか女性が書かれているとは~~
凄いです、なぜこんなにもリアルな世界観を描けるのか・・
少し憧れてしまいます♪
だからこそか、登場してくる男性キャラすべてが魅力的に見えるのでしょうか・・♪
ホムンクルスの中でも、ある一人の人物以外はどのキャラも好き嫌い関係なく生き様がカッコイイな・・
と、思わざるおえないのです。
守りたい物を守るために人の身を捨てることを覚悟する男・・。
人が人でなくなっていくなんて、どんな気持ちなのでしょう・・
私には恐ろしくて想像もできない恐怖に思えてなりません・・
そして、その勇気の代償と・・
ロイの方も、守るべきものを守るために決断しなければならぬ立場になり・・
その際の彼の決断とそぶりの男らしさに、思わず惚れ直してしまいました♪
負け犬になることも嫌だし、自分の野望を果たすためにはどうするべきか・・
感情や怒りに流されるのではなく、どこまでも冷静な彼のそぶりが・・本当にたくましくて・・
けれど、一人の女性のことになると、ふと思わず冷静な仮面をはがしてしまったり・・♪
そして、ロイの背中を無償で預けられる片腕とも呼べる相手・・。
ロイの何気ない言葉の一つ一つの真意を読み取り・・
苦笑しながらも、どこまでも彼の背中を無償でついていくといってみせる・・
そんな二人の関係が理想的すぎて・・・
カッコイイ大人の男女の関係だな~~と、心底思うのです!
そして~こちらの少年と少女の方は・・・
もう、普段があまりにもほったらかしすぎるので、好いた男からの電話一本に心底喜び、隠しきれない彼女が可愛いすぎます♪
そりゃ~あんなに必死に心配されれば女冥利につきますがね~~~♪
憎まれ口たたきながらも、電話ごしの柔らかな声と表情が、恋する乙女はいいですね~~~!!
と、思わずにはいられない!
戦う男たちは・・
いや、女男関係なく皆本当にカッコイイね・・
一人は、真の王は民のためにあるもの、民なくしてありえないもの・・
その理想を掲げようとするもの・・・
理想を貫くために信念を曲げて生きることを選ぼうとするもの・・・
兵器だ、化け物だといわれながらも、本物の化け物を相手にして、自身がただの人間であることを自覚する・
それでも、歩いていくしかないと、応えを出そうとする男・・
そして、主のために自身の身に鞭打って戦場に向かおうとする少女・・
小さな体で自国のために単身で危険に身を預ける少女・・・
そして・・
人の命を守るために軍に身をおいたはずが、守るべき国民を惨殺していかなければいかない現実に身をなげだしてしまった男・・
どんなに清らかなる心の持ち主でも、死を当たり前のように目にすれば人は代わっていく・・
思いとは裏腹に、その行動が矛盾していく・・・
人が抱く覚悟とはなんだろう・・
人の命を奪ってでも守り通さなければならない覚悟・・
兵士としては波だけれど、人としてはそれが当たり前で・・
生きて帰ってこれたからこその悩み・・てのは、有難いことでもあるのかもしれません。
人が人の命を奪ったとき、その道を選んだ地点で、命の重みとか軽いなどいえる立場ではなくなってしまう。
自分で自分の道を選ぶっていうのは、それだけ重く責任のある立場だということ・・
だからこそ、責任ある立場の人間は深く物事を考えられるし、責任から逃げるばかりの人間は物事を深く考えられない人間になってしまう
人は、何かを求めることをやめてしまえばそこで終わり
高みを目指す心意気がなければ人間は退化していくしかないのです
戦争は人の命を奪う、だから心を病めずに苦しみながら、そこにいなければいけない。
それが、軍服をまとった彼らの責任。
あんなにも純粋でまっすぐだった瞳は、どこへいったのか・・
人の命を奪い続けけてきた男の目はすっかり人殺しの目の色になってしまって・・。
どんなに戦っても、戦っても終わりのない戦い・・。
死から目を染むけるな、正面から見据えろ
あなたは殺した相手のことを忘れなければ、殺された側の人間も殺しにきた男のことを忘れない
そうして、憎しみにより憎しみが生まれ、憎しみが連鎖されていく
国家は国民のためにあるもの・・
けれど、リアルな世界でも、この作品の中でも国家はしょせん自分だけが可愛いくてしょうがない・・
そんな風にしか思えない輩がいることが、なんともいえないです。
本当に神が存在するというのならば、捌きを受けるべきは誰なのだろう・・
罪というのは人の命を奪うだけではなく、自分たちの責務から目をそらすこともまた罪なのです
国にとって、民の命はどれだけの存在なのだろう・・。
一人の行動が、また一人と連鎖していく・・。
誰かが、この現状を変えようとする人がいないのか・・
一人が自分の目に届くものだけを守り、そして守られたものは同じように身近な人間を・・
そうして、人の命は・・心は受け継がれていく・・
それがどんなわずかなことだったとしても、その積み重ねが大きな存在へと変わっていく
そして、自分の背中は君に預ける。だから君は、俺が謝った道を行くときは迷わず私をうて
と・・
そんな彼に地獄までお供します・・
と、いってみせた彼女の言葉が・・
凄い覚悟だな・・
と・・
そして、この二人の関係が、やはり好きだ^~~~~
と、声を大にしていいたい!
原因を生み出したものと、実行したもの・・
それは、どっち側かではなく、両者共に同じだけの罪なのです。
人の命を奪うように支持をした人と、それを実行した人と・・
そこにくだらない言い訳などゆるされるはずもないのです。
それに、よくいうでしょう・・
社員のミスは連帯責任・・・とも・・
それができぬ会社には責任とれるだけの能力のない低い組織でしかなく・・
本当に、人の思いって、どこですれ違うんだろうね・・
己の私利私欲だけで教育だと暴力ふるう指導者と・・
愛情があるからこそ、殴られた人間と同じだけ痛みを抱え同じくらいにつらき思いを抱える立派な指導者と・・
どんなことがあっても子供にとって親は親でしかなく・・
どんなにすれ違って離れていても、本当に愛し合っている家族ならば心は繋がっているんですよね♪
本当に・・
国家の中では、そんなつながりはあるのでしょうか・・
きっと、自分たちの身辺を守る・・そんな形での結束感しかないのかな・・
そんなんじゃ~自分たちの身を守れても民を守ることなんてできない。
そう、この作品でも同じなのです。
自分たちの意に従わなければ邪魔者だとといって左遷をさせる。
そう、どんな正しいことでも自分たちの意にそぐわなければ・・・ね・・。
なぜ、正しいことを正しいといっちゃいけないのでしょう・・
本当に、どこまでも間違ったあり方で民を納得させられるとでも思っているのでしょうか・・
国民なんて簡単にだませると・・民を見下すのも対外にして欲しい・・
と、思っていたし方ありません。
国民が選んだ人間だからとか・・
人手が足りないからとか・・
だから切り捨てることができないとか・・
そんなの、ただの言い訳であり、言い逃れでしかないのでは・・
そんな風に思えて止まないのです。
本当に、ロイのような男がリアルな国家にもっと多く存在していてくれたらな・・と・・。
思わずにはいられなくって・・
そして・・
エルリック兄弟たちの方はというと・・
どんな人間にだって家族はある。
敵であろうと、見方であろうと、きっと彼がいなくなれば、その家族は悲しむであろう・・
そんな現状を、偶然目の辺りにされ・・
兄弟二人の思いは更に複雑になっていきます。

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