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鋼の錬金術師 fullmetal alchemist 19~24話 [アニメ]

この会のハガレンの感想を一言でいうなれば、ただひたすらにロイが男らしく、カッコイイ・・・
としかいいようのない回です!
あんなに傷だらけで瀕死の状態だというのに、部下を守るために気絶しそうな痛みと苦しみにたえて自分で自分の体焼いて止血させるとか・・
その後の彼の男らしい振る舞いといったら、惚れずにいられるか~~~~!
と、思わず叫んでしまいたくなってしまいました(笑)。
普段は、あんなにもひょうひょうとしていて、女の尻に敷かれているというのに(笑)、イザという時のカッコよさに惚れなおさせられます!
そう、凛々しいだけでなく、男臭い逞しさがたまりません・・・♪
そして、ホムンクロスのあり方を改めて知らされてみたりして・・♪
傷をおっても自身よりも部下の身を案じているあたりとか・・♪
そして、明かされるロイ達の体の真実の秘密・・。
ここから物語が更に複雑~になっていきます。
痛みも知らない、眠ることも食することも必要としない・・
そんなの、生きている・・なんて、とてもいえるものでもなくて・・
たとえ人の肉体に移れたとしても、他人の肉体なんていらない、自分は最後の死ぬ瞬間で自分でありたい
他人の肉体を奪ってまで寿命を無理に延ばしたいなんて私は思わないから・・。
だって、私は健康な体で、こうして生きているのですから・・。
そして、与えられた現実から逃げないため、向きあうために兄弟たちが見つけた真実は、あまりにも衝撃的なもので・・
けれど、それは同時に喜びの真実でもあり・・
新たな思いと覚悟を胸に、兄弟二人は歩きます。
そう、その背中は、いつの間にかとても逞しく大きなものに・・
そんな彼の背中を一人の少女は見つめて・・。
けれど、その決意は先走ったものだったのか・・
被害の出ない戦なんてない・・
彼の言うとおり、彼に関わる人間が傷ついていきます。
けしてそれは彼の望んだものでもない・・
まして、彼のせいでもない・・
こうなるかもしれないという覚悟を覚悟しきれなかった責任なのか・・
いや、そうとは限らない。
覚悟あるものも同等に大事なものを失ってしまったのだから・・・。
ロイの思いと言葉が胸に痛いです。
彼はクールに見えて部下への思いは、きっと人一倍強く熱い男。
救いたい思いがあるからこそ、部下の思いがあるからこそ彼も苦しいのです。
そう、上へと上りつめていく人間にしては、彼は優しすぎる男なのかもしれません。
彼は、頭の回る男だし、ちゃっかりしている所もあって・・。
けれど、人の心を捨ててまで利口でも器用な男でもなくて・・・。
小さな子供と喧嘩しちゃうくらいの可愛い男でもある人ですし♪
子供が必死に戦っているのに、大人の自分がぐうたらしていては、大人の示しがつかない・・と・・
ボロボロの体になりながらもカッコよく言ってみせる男ですからね・・
自分を理解し、支えてくれる人間を一人でも多くつくっておけ・・
それは、大事な人を一人でも守る・・
そんな言葉が凄く胸につきつけられる物語展開が・・・
本当にカッコよすぎる男です♪
彼は強いけれど、けして最強ではない
欠点も凄くあるしね~
火は水に弱くてしけってしまうという設定が、度々いかされ妙にリアル展開が凄く好きでもあり・・(笑)
ただ、心が強いのです。
けれど、今回の明いてはそんな心の強さを持ってしても立ち向かうには、部が悪かったのかもしれなくて・・
何が悪いなんて、明確にはいえないのかもしれませんね
物事ってのは、たった一つの出来事だけで全てが決まるわけではない
確かに、世の中には悪意と善意があり・・
そこには正義なんてものはないのかもしれない・・。
誰かを救いたいという思いが間違った方向に向かっていくこともある。
人の尊厳を汚しながら偽りの生を生きるか・・
人としての尊厳を尊重しながら最後を向かえるか・・
何が正しく間違いかなんて、全てに答えが出るのならば、どんなに世の中は綺麗になることでしょう。
悪意がないからといって、人の命を奪われないという約束もない。
善人だからといって、他者に殺意を向けることはないという約束もなくて・・。
けれど、ただわかるのは・・・
どんな形であろうと、人の命を奪うことだけは許されない罪・・。
そして、憎しみは憎しみを生み、そこにいきつく先は闇以外のものだどない
強すぎる力は持つべきではないのだ
ほんの少し、身近な誰かを守れるだけの力があれば・・
そう、一人の人を守ることで、その人がまた一人別の誰かを守り、その別の誰かを・・という奴なのではないでしょうか・・♪
人の思いは複雑に見えて単純であり、またその逆でもあるのかもしれない。
恐ろしき殺戮者の過去は悲劇の末裔。
彼が始めて人の命を奪ったのは、大事なものを全て奪いさられた憎しみと凶器によるもの。
誰が先に手を出したかどうかではない・・
憎しみにかられ復習をすれば、自身も加害者と同じ人間に落ちてしまう
人を殺すてではなく、人を生かす手であらなければならない
そんな当たり前のことが出来ない人が今の世の中に増えつつあって・・
なぜ人は他人を傷つけるのだろう。
自分が辛くて、苦しくて、だから他人に手をだすの?
何か旨くいかなくて、目の前の真実から目を背けて出した答えに本当に意味があるのだろうか・・
そんな風に思えてなりません。
最近みられるニュースを見るとつい・・
この、鋼の錬金術師という作品は、そんなことを思いおこさせる程に、ふとした瞬間に命の尊さや人の生き様を感じさせてくれる作品。
けれど、シリアスだけで収めるのではなく、ロイやアル、エルリック兄弟、そして、リザの尻に何気にしかれているであろうロイ・・・
その他にも色々、キャラの何気ない仕草や言葉に、ふとした瞬間の和みが生まれる・・(笑)
そんなメリハリのある、バランスのとれた物語構成が最高によくて、本当に大好きです♪
今時の漫画、アニメの殆どは、ただ単にシリアスか、ギャグだけか、甘いだけか・・
一色~だけの流れで、物語の展開が単調でもあるので・・
本当、今となっては、こういう作品、貴重なんだな・・なんて思わされてしまいます(笑)
異世界とか、転生とかそんな話や展開、見た目の派手さなんて、どうでもいいんです・・
王道な展開でもいいから、心響かせてくれる何かを感じさせてくれる作品を私は愛おしく思います
個人的なチョイスとしては・・
深夜アニメでは暁のヨナとか、魔法使いの夜とかが、個人的に押し~でしょうか・・♪
何度見ても面白い、良作です♪
自分の身を犠牲にしてでも助けたい命
守りたい命のために強くあろうとする思い
恵まれた環境全てが不幸でも、幸福なわけでもない・・
どんな過去があろうと、その過去があるから今がある・・
そんな思いを、改めて思い出させてくれる作品達・・。
その中でも鋼の錬金術師では、人の命とは、生きることに貪欲に求めること・・
命とは一度きりのもので、やり直しなどきかない・・
そういうことを強く、強く訴えかけてくれます。
子供が見るには、少し難しい作品なのかもしれません。
大人だからこそ、作品の中にある本筋にふれられる・・
もちろん人によって見方は様々かとは思いますが・・
そして、どの作品でも萌え(笑)を感じさせられるのは、主従関係・・
駒はいくらでも代わりはいても、主の変わりはいない・・
だから命をかけてでも、自身を犠牲にしてでも主を守り抜く・・
主は主で非常にあるべきだけれど、人の情を切り捨てきれない主・・
そんな主だからこそ従者は主に使える・・
そんな姿勢を貫きとおす作品は、本当にカッコ良いとしかいえなくって・・♪
もう、どのキャラもカッコイイですね!
敵だからといって、その一言では憎みきれないキャラも多くて・・
敵も見方も、それぞれの思いがあり自分たちの中にある貫き通したい思いがあるから反発する。
皆が皆何の苦労もなく、誰一人としてかけることなく思いをつなぎ通すのは、なかなか難しくて・・。
そして、女と男の立場で複雑なのは、男は自身の守りたいを守るために前を見て歩く。
女は、そんな守りたい人の背中を見送ることしか出来ない・・。
切ないけれど、そんな、どうすることも出来ない中で自身で出来ることを見つけていくしかなくて・・。
そして最後、ああ、私はこの男に惚れていたんだ・・・
そう、別れて初めて気づく少女の姿と思いが、たまらなく大好きで・・。
けして、臭い言葉はいわない・・。
好きだとか愛してるとか・・
勿論、そんな言葉を彼女が求めたいわけでもなく・・
自分たちを守るために・・
そして、彼自身の思いのために、ずっと必死になる姿を見て心惹かれない女はいないでしょう・・・
けれど、そんな彼女の思いとは裏腹に・・
彼らの正義感が裏目に・・
そう、敵の手中にはまってしまうのです。
エルリック達だけでなく、そう、ロイ自身警戒しつつも敵の巣の中に誤って、足を踏み入れてしまうのです。
そう、知るべきではなかったかもしれない、とんでもない事実へと・・・。
最大のピンチへと陥ってしまうのです!
ということで、今回の感想はここまでです!
基本的に私の燃えポイントはエルリックではなくロイ~なので、見方がロイより~に微妙になりつつある感想ですが・・(笑)
だって、ロイが私好みすぎるんですもの(笑)!
エルも好きなんですけれど、私からすると可愛い男の子~な感じですからね~どうしても・・♪
という感じで、今回の感想はこんな感じで・・♪
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