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吉原彼岸花 時雨 プレイ感想 [ゲーム]

吉原彼岸花の時雨様~~
ようやくこの方の攻略~~ということで、ようやく共通ルートでの会話に変化が・・♪
しかも、凛の彼への心持が、良い意味でのよくある展開・・
そう、長い間細やかに、厳しくも優しく面倒を見てくてた年上の男性を、父のように、兄のように心より焦がれ慕ってしまうのはごく自然なこと・・・♪
彼はあくまで主であり、自分は花魁、商売道具というところを彼女自身理解してはいるものの、自身で思うよりも本人の口からはっきりと物言われる事ほど、傷ついては狂おしく感じる程の切ない乙女心・・というやつでしょうか・・♪
でも、こういう立ち居地凄く好き・・ですよ♪
恋に現を抜かす男よりも、こういう大人な人だからこそ時雨は素敵だな・・と思うし・・
少なくとも他の花魁よりも、遥かに彼女を大事にしている・・というのは見てとれる・・・
けれど、あくまでそこに私情は挟まない所とか・・
時折、課今見えてしまうときはあるけれど・・
優しくするだけが愛情ではない~と、私は思いますから♪
そうはいっても、乙女心は複雑です。
いつまでも子供扱いして欲しくない、大人の女性としてみて欲しい・・と思う気持ちが湧き上がるのも又自然なこと・・♪
そして、大切にされればされる程、主は商売道具である自分を思い慈しんでくれているわけではないのだと・・
その思いは、きっと商売道具ではなく家族同等のものだろうと、私には思えるのですが、年頃の乙女からすれば、子供扱いも商売道具も、どの道同じなんだろうな・・
そして、時雨の長い髪の下に隠された片方の瞳・・
そして、彼女にとって時雨への更なる思いと・・
彼と彼女の関係は吉原にくるよりも・・
本当に、ある意味凄く王道だけれど、一番好きな展開ともいいますか・・♪
一番切なく乙女心をくすぐる物語・・♪
お慕いしている人のためにならば、自分の身全てをささげてつくせる・・・
なんてけなげでな幼き頃の凛・・
その志は大人になるまで変わらず、花魁としての仕事に誇りを持って生きてこれたのも、どんなつらい境遇にも耐えられたのも、時雨という主がいてくれたからなんだな・・・
なんてことを思いつつ・・・♪
恋に焦がれながらもどこか冷めた一面を持つ彼女・・。
少女としての思いと、花魁という立場であるからこそ、一歩身をひいたそぶりを見せる凛・・
その心はとても不安定で複雑にも矛盾していて・・
恋はわからなくても、自分を特別視し、信頼してくれる時雨の存在はうれしく、特別な存在だと認識している・・
彼の言動に一喜一憂してはほほを染めたり、驚いたり・・
花魁の千早ではなく、ただの一人の少女、凛になってしまう。
そんな彼女への時雨の思いは以下ほどのものか・・
やさしげな言葉とともに、ふと見せられた憂いを帯びたような瞳が酷く凛の心を捉えさせていく・・。
そして、その思いは一人の女性の存在によって、更にその思いは静かに募っていく・・。
それは、周りの仲間との微妙な距離感を作っていくきっかけにもなる。
あんなに自分を慕っていた妹分が・・・
仲のよかった同じ遊女も・・
自分を厳しくも育ててくれた人も、いつしか凜よりも彼女を・・・
そう、心より慕う時雨でさえ・・
凛の心はそんな思いにとらわれていきますが・・肝心の時雨の思いはいずこへ・・
本当に凛の思いはいじらしいくらいに切なくて・・。
職場恋愛って、こういうとき難しいものですね、私情を挟まずにどれだけ仕事にうちこめるかどうか・・
理解していても、難しいのが恋心というもので・・。
何も知らない子供だったならば、どんなに楽だったことか・・
知ってしまったが故に、愛してもいない男に身をゆだねなければいけない勤めの苦しさ・・。
どんなに狂おしく切なくとも、逃げることは揺る絵されない・・
そして、何気に気になる新たなおとくい様・・
私の感では、この人が狂おしい程に求めているのは花魁としての千早ではなく・・
そんな想像をかきたてられつつも、凛の胸のうちにあるのは、ただただ、時雨への切なき思い・・。
ふとした瞬間、遠い昔を蘇らせては懐かしみ・・
過去の思い出が浮き上がる度に、時雨と凛の関係が他の花魁とは大きく違うものだというのが改めてわってきて・・。
そして、凛はこんなにも幼い頃から男女のいとなみというものが何のためにあるのか・・
花売りはどうして軽蔑されるのか・・
それを知ってしまっている。
彼女のその言葉の一つ一つが深く同調していきます。
本当、昔は生活のための春売りだけれど、今の時代は子供のお小遣い稼ぎへと、体を道具のように、自分で自分の体をおもちゃにしていた若者たちが、いっときニュースに話題になっていたときのことを思いだします。
彼女らは、凛のように怖さを持っていなかったのだろうか・・
そんなにも自身の体を粗末に扱ってまでお金がほしかったのか・・
別に生活が苦しいわけでもないのに・・・
と、ひどく、そんな彼女らを悲しく思っていた時期もありました。
そして、今ではインターネットの広がりにより、簡単に犯罪を犯してしまう・・。
罪の意識のない子供たちだけでなく大人たちが増えてきていていて、これもまた悲しいことです。
なぜ努力せず、罪を犯してまでお金を得ようとするのでしょう・・
そんな汚れたお金で胸張って生きれるはずもないものを・・
恥と悲しみしか残さないというのに・・
自分だけでなく家族をも悲しませてしまうということを理解できない、哀れな若者たちよ・・。
今しか知らないから、そんなことが出来るのでしょうか・・
こんな時代があったことを学べば、今をもっと大事に出来るのでは・・なんて思いながら、物語を進めていきます(笑)
ものを大事にする・・
人の心を大事にする・・
思い出を大事にする・・・
どんなに辛く苦しく、適わない思いを抱きながらも、そうやって凛は必死に生きていきます。
人が当たり前に出来そうで出来ないことを・・。
そして、そんな彼女を見守り、導き続けていた時雨のふとした予想外な行動が凛の心を更に熱く乱していきます。
こういう、言葉に出来ない思いを意味ありげな形で表現してくる時雨の大人の対応が狂おしくも切なくてたまりません・・♪
やはり、許されぬ恋の行く末・・というのはいつの時代も面白いといいますか・・
今は男女共に恋愛結婚が許された時代です。
皇族の方々の一般人の方との結婚も公に受け入れられるようになった時代ですから・・。
ゲームの中で、こういう自分が味わえない世界を味わえる~というのが本当に面白い♪
凛が時雨のことを思いながらも客と肌を重ねる姿がなんとももどかしくて・・
凛の新しいお得意様になったこの男性の凛への思いも・・
複雑に男女の色恋が絡み合いつつあります。
私個人、時雨以上にこのお得意様~~が本当に気になって・・というか、多分本命の攻略キャラの一人なので・・・
この二人の褥シーン~嫌いじゃないのです。
凛を傷つけないよう、大切に、大切に抱こうとする彼と・・その優しくも切なげな瞳と声が又たまらなく・・
好奇心をかりたててくれる存在で・・
やはり、品があり、優しさや包容力のある男性~てのに強い憧れ~というか魅力を感じさせられてたまらないです♪
そして、凛が奏でる琴の音色・・
音楽だけでなく、絵や、二次元の世界全てにおいていえることだと思うのですが・・
心がなければ表現できるものではないのだろうな・・と、凛の時雨を思いながら美しく琴の音を奏でる姿を見て思いました。
なぜ経験が豊富でなければ優れた作品ができないか・・
経験がなければ表現が出来ないし、方法がわからない・・
経験が豊かだからこそ表現方法がわかるし幅が広がる・・
又、お金儲けばかりに心がいっていれば、心のこもらない作品になる・・
だから面白みにかけるのだろう・・と、改めていいたくなってしまいました。
リアルな作品にふれると、どうしても、こういったことを、ふと感じてしまうんですよね(苦笑)
そして、恋の話も・・
恋愛って複雑です。好意を寄せている、はっきりした相手がいるのに、純粋に自分を思ってくれる良き人ってのは、なんだか無碍に出来なくなるのは男女共に一緒なのでしょうか・・。
恋愛と結婚は別・・とよくいいます。私の結婚も恋愛結婚ではなかったですし・・
むしろ、凛のように安定を願うよりも身を焦がすような適わぬ恋に思いに身をよせられる・・
それほどまでの情熱が少し羨ましくもあり、同時に、そんあ道を選ぶ彼女が切なくもあり・・
でも、幸せの定義なんて、本人にしかわからないこともあるしね・・・本当、人の心のあり方は様々ですね・・。
そして、自身の心でありながら制御できないのも人の心・・。
獣のように生存本能だけでは生きていけないのが人間・・・。
行き場のない思いはやがて弾けてしまうときもあり・・
その結果明かされる真実と・・・結末は・・
何か一つを選べば、何か一つを失う・・
そんな、ままならない人生の中選び取った凛の今後の人生・・。
人生なんて、そんなもの。何もかも手に入れたいなんてのは、世間知らずの強欲な人間か、まだ幼い子供がいうようなこと。
そうして、けして楽ではない、けれど幸せの道を二人は・・
ということで、必要以上なイチャラブもなく、本当~に、いいEDでした!この二人の恋の行く末は最後の最後に~~という所が本当によかったです!!

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