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吉原彼岸花 忍 プレイ感想 [ゲーム]

はい、オトメゲ吉原彼岸花、二週目は一番興味のない忍君攻略にチャレンジ~~
にしても、このOP本当に本当に素敵です♪
当たり前ですが、作品にすごく曲も歌詞もあっていて・・
吉原に囚われ許されぬ恋に身を焦がしている~そんな凛の姿が目に浮かぶ雰囲気なのが素敵です・・♪
そして、物語は・・・
思ったよりも早くシナリオに変化があり~
というか、このゲームのスキップ~早くていいですね♪
さすが元PCゲという所でしょうか・・
オトメイト作品は早送りしてもここまでのスキップスピードにならないんですよね~(笑)
なんて思いつつ・・
この選択肢での凛は・・
遊女としての立ち居振る舞いがひときわ際立っているように見えて、人情深くもあり・・
クールになりきっていない装いが垣間見みられ・・
けれど、忍以外の攻略対象である人物達にはやや冷たいというか、場合によっては思量深さが勝っていて・・
すこ~~しだけ同情を感じてしまうキャラも・・・(笑)
そう、なんだかんだで、今の凛は、忍の無邪気すぎる雰囲気のペースにひっぱられつつ・・どこか癒しを感じている雰囲気・・(笑)
その分、朔夜に対しては悪魔で仕事相手・・という雰囲気の対応~~しつつ、どこか、少し頼りなげで・・それはきっと体調崩しているから・・なのでしょうが・・
そして、そんな彼女の様子を何気に悟り、さりげないやさしさでフォローする忍・・
そう、悪い人じゃない、それどころか凄くいい人なんだよね。
個人的には異性として見れるかどうか~というだけで・・
男友達になら、こういう人は至極信頼できるというか・・
そんな風に店の主にもきっと思われているからこそ、寝込んでいる遊女の下にいくのを主も有されたのだろう・・
そう、思わせるほどに、彼という存在は凛の心の中へと、すっと自然に入っていく。
本来なら気まずくなりそうな会話も彼はそしれぬふりをみせてくれたり・・・
予想外に手先が器用だったり・
飄々と見えるけれど、それだけの男ではない・・機転がきいて落ち着いていて、頼もしいとさえ感じさせる余裕~
そう、本当にそれだけではない、ふとみせた、今までに見たこともないような親権なまなざしには、確かな秘め事があるようで・・
吉原にきて遊女を抱かず、芸者を呼んでただひたすらのドンチャン騒ぎ・・・
よくよく考えてみれば、可笑しなことであり・・
見たこともない忍の表情や態度、そしてなぞめいた部分がどんどん気になって仕方がなくなっていく凛・・
そして・・
彼女のために大の男が同心に戻って虫とりをしてくるなど・・
本当、懐かしいです♪
子供の頃は私も彼のように虫かごにとって家に連れ帰ったことがあって・・
でも、その儚くも淡く光る命は一瞬・・子供の頃はその理由が理解できなくて・・本当にきれいな水がないと生きられない子達なんだな・・と、改めて思わされました。
そう、昔はよく見かけた光景・・
けれど年月がたつにつれて見れなくなったのは、昔程田んぼの水もきれいじゃなくなったからなのかな・・なんて思います。
文明の発達とともに自然は奪われ穢されていく・・
けれど、そうしていかなければ人という文明は築いてはいけない・・
それが、少しだけ複雑な心境にさせられちゃいました。
人はいいます、熊や猪が人に害をなす・・・て・・
でも、それは、本来彼らの住処を人間が奪っているから・・そうでなければ人は生きていけないのだということを、忘れてはいけないのではないか・
なんて思いつつ・・。
凛は忍の思いがけない行動に振り回されつつも、彼の優しさにひかれ、肌を重ねそう~~な所までいきます!
そう、すんでの所なのです~~けれど、その変わりに・・どんなに体を預けようとも花魁の唇はそう、たやすく与えちゃいけない・・と、いわれている接吻を拒むことなく自然な流れで受け入れてしまう・・
その意味・・そう、凛の中で彼という存在はどんどん大きくなっていくのです・・
そして、突如起こった騒動・
それは、彼の今までの不可思議な行動の理由と何か繋がるのか・・
彼女を危険な目に合わせない、他人巻き込まないをための・・
なんて思っていましたが・・
それにしても、騒動が起こったときの凛の対応は女として凄くカッコよかったですね♪
遊女としての誇りを損なわないためにも、凛とした姿勢で、刃物を向けてくる男共へとひるまず対峙する・・
本当は恐怖ですくみ上がるくらいだったというのに・・
ぞして、そんな彼女をかばうように前にでる忍の姿、立ち居振る舞いは今までにみたことのないもので・・
彼は何者なのか・・気になって心あらず凛・・。
そんな彼女の前に現れた一人の老人・・
そして、明かされる彼の生い立ちと素性・・
そして、凛のいる店に足を赴けるようになった理由も・・
そんな出来事の繰り返しで互いのことを理解しあい、ようやく二人は結ばれます。
そう、男と女が一つになって、快楽を感じる時は、テクニックだけじゃない、気持ちがあるかないか・・という部分も強くあるのでは・・なんて思います。
どんなに旨くても好きでもない男相手に身をゆだねるなんて、私は吐き気がしてなりませんしね(苦笑)
どんなに旨くても相手に好意を抱けなければ女は感じられないものだ・・と、個人的には思います。
まあ、男性の方は愛のない交わりでも快楽は感じられるようですが、それは快楽ではあって幸せを感じるのとは又違うと思いますし・・。
てのが、個人的意見です。
床の上で幸せに浸る男・・。
でもそれは快楽のみに溺れて恍惚としているのではなく、愛しい女とようやく身も心もひとつになれた幸せ・・。快楽の、それよりも先の話なのだと思います。
本当、最近のネット上での呟きって、しょうもない感想といいますが偏った意見や罵詈雑言を平気でのせられてる方がいますが、思ったことを、そのまま言葉にするのではなく、一瞬でもいいから頭冷やしてから発言される・・てこと、大事にされてもいいのかな~~なんて思います。
まあ、それぞれの価値観や感性の違いもあるのでしょうけれね・・・なんでも口にするだけでいいってわけではありませんから・・(苦笑)
最近の人は感情を先走りして、会話らしい会話にならない言葉が多くみられる現代で、少しだけそんな風に思いました。
そして物語はまた一つ波紋を呼び起こします。
一時は忍の凛への思いに、堂々とした男らしい対応をカッコよく感じつつも・・
それが本来の彼であり、同意に切なくも悲しい孤独を抱えているのが彼という男・・。
飄々としたそぶりは、あえてそう見せる、彼なりの、ある人へ向けた優しさ・・。
そして、どこか冷めたようなそぶりは、過酷な環境ゆえのものだったのかも・・
そんな風にも思えます。
にしても、このゲーム、ギャグシーンは一切ない~~という情報でしたが・・
いや、個人的には、十分笑えるシーンがあったというか・・(笑)
そう、露骨~なギャグじゃなく、日常に普通にあると、普通に笑っちゃうだろうな~的なノリ、個人的には凄く好きですよ
私って、何気ないことでもすぐに面白い、とか、可愛いとか・・そういう感覚を持ってしまうんですよね~。
あ~こういう気持ちでいったのかな~と、自分に置き換えてみると、思わず笑みがこぼれてくる・・ そういうこと、作品を見て思ってしまうタチなので、私にとっては重たいだけの作品ではけしてない・・ そんな感想です♪
大の男が大の男に担がれていく姿とか、そんな忍を元気付けようとの凛の大胆発言の、その結果とか・・なんかほほえましくて笑っちゃいました・・(笑)
その分、その後の展開が過酷すぎですが・・
でも、そういう困難を乗り越えてこそ、真にたどり着ける道があるのでは・・と、思います。
彼が自分の出生を恥じる思いも、なんとなくわかるし、それゆえに負い目を感じる気持ちを考えると胸が切なくなります。
けれど、そうやって自分を卑下して生きることのほうがずっと恥ずかしいことだ・・ていうことにも凄く同感で・・
大切な人に出会えたことで変化することが出来た・・というのも・・
山あり谷ありの人生、苦労続きではあったけれど、最後には幸せをつけめたのも、こうして生きていたから・
自分を否定することは、自分を好いてくれる人を否定すること・・。
で、周りに認められないなら、認められる人間へと努力をすればいい・・
そんな単純だけれど、難しいことを出来る人こそ、望みをかなえる権利があるというか、立場になれるのでは・・なんて思います。
そう、今のように、自由と平等・・という世界で生きているのならば、かなわない夢なんてないのではないだろうか・・
もちろん全てがかなうわけではないし努力だけではどうにもならないこともあります。けれど、昔に比べれば望み努力すれば手に入るものは格段と多くなっている、自分次第でなんとかできるし、すべき時代なのでは・・と、思うのです
けれど、身分制度の強いこの時代ではそれは、なかなかに許されては生きていけない世界・・
愛する男を思うが故に身をひく女の強さと、優しさ、そして潔くも深き情愛・・。
愛するが故に身分の差に、嫉妬に狂うことなく燐として生きていける・・
この時代を生きる女はいつも自由にならぬ愛ゆえに、翻弄され、哀れで悲しい様、けれど、それゆえに強かで美しいものであり、なれるものなのかもしれない。
沢山の思い出と、遠くてそばにいない誰よりも支えてくれる存在が生きる証・・
その思いを告げるように互いを求めあう・・
今肌を重ねれば二度と離れられなくなりそうな・・
二度と離れずに一つにとけ合えれば・・
抱きあったまま、息絶えて市編めればどれ程に幸せだろう・・
そんな熱く狂おしい思い・・。
そして、そんな苦しみを耐え忍んだ年月・・・
ようやく凛が得られた自由の身・・
その先に彼女が待ち受けていたのは・・
と、本当~~に、凄くよいシナリオでした!
キャラ的には朔夜のほうが好きですが、終わり方~~としては、忍ルートのほうがしっくりした終わり方だったかな~と・・・♪

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