SSブログ

薄桜鬼 風華伝 伊庭八郎 プレイ その2 [ゲーム]

薄桜鬼 風華伝   伊庭八郎 プレイ感想 その2

この人は想像以上に強い意思と志をお持ちで、彼女を守るため武士の志をけして忘れない・・
本当に強い人なのだろうな・・と、思います。
自分が彼の立場だったら、こんなにも強い眼差しと志ではいられない・・
とっくに希望を失っていただろう・・なんて思います。
私は、今まで、それなりに苦境を乗り越えてきたつもりです。
幸せを手に入れた今だからこそ、いえることですが・・・
普通の人とは違う沢山の辛い経験をして・・
でも、有り難いことに、深い病に落ちることもなく、五体満足で生きてこれた・・
そりゃ、大なり小なり、聞きなれない病気にかかったこともありましたが・・
有り難いことに命に関わるようなものではなく・・
だからこそ、今まで生きてこれたのかもしれません。
だって、命奪われるのは怖いから・・
生活環境悪くても五体満足なら、なんとかなる・・
そんな風な生き方でしたからね♪
まあ、死んじゃうかもしれない~~という恐怖を、まったく経験したことがないとはいませんが・・
でも、彼に比べたら些細なことでしょうし・・
なんて思いつつ・・
物語は、鬼の歴史へと話しが進んでいきます
そう、人間との争いによって体の一部を失った鬼・・
そしてその一部は・・
・・それらの話しを全て聞き終えた後、八朗はとんでもない覚悟を決めます。
いきあたりばったりではなく、人ならざるものに対抗するための力を強く求めたのです。
その選択は、彼の大切な物を守る為に、大切な物を失う決断となります
けれど、その彼の決断の理由はそれではなく、大切な女の子と同じ身になることで、彼女の気持ちが理解できるのではないか・・
そんな、切ないくらいの、千鶴への愛情という名の優しさ・・。
それは、千鶴の過去の悲しい記憶から・・
そっか・・
旦那にも言われたことあるけれど、今まで彼女は自分の体が普通じゃないってこと、なんで一度も疑問に思わなかったんだ?
て、いっていたけれど・・
彼女自身、それが普通だと思っていたからなんだと、今回のシナリオで改めて思いました・・
無垢な子供の頃の認識なんて、そんなものかもしれない。
そんな千鶴の涙に、唯一よりそってくれたのが八朗であり・・
彼が今も昔も彼女を思うのは、きっとこんな優しくも忘れられない思い出がなにより大切だったから・・
そう、幼いときの大切な友達を、今も変わらず慕い続ける一途なその思いは・・
本当に、彼にとっては千鶴が全てなんだと、思わされます。
そう・・
だからこそ、切なさと同時にじれったさが・・
そんなときではない、いや、こんなときだからこそ、二人の深く繋がる心を表す抱擁シーンが~~~
と、何度思ったことでしょう・・
苦しむ相手に、そっと手を寄り添わせたり・・
でも、互いの気持ちが同じだからこそ出来ない・・
だって、二人はまだ恋人同士じゃありませんからね~
心のつながりは誰よりもきっと深いのでしょうけれど・・♪
八朗君の千鶴への思いは、苦境になればなるほどに増していくようです。
一人の男として、一人の守りたい女性のために・・
同時に、人ならざる者になってしまった彼には彼女なくしては生きていけない体になる・・とでもいいいましょうか・・
オトメゲー色々プレイしてきましたが、久々の壁ドン~~て奴でしょうか・・(笑)
やはり、彼のルートは、いい意味で乙女ゲとしてベタな展開~♪
もう、無意識に千鶴ちゃんを襲うとするとは、世程、千鶴ちゃんへの思いやら色々煮詰まって爆発しちゃった~て感じでしょうか(笑)
一人で悩んで弱ってるときに優しくされるのって弱いですよね、それが好意を抱いている相手だとなお更に・・・
てか、その後のわれに返って慌てふためく彼の様子がいじらしいくらいに可愛くって♪
あ~後、もうちょっとだったのに、惜しいな~なんて思いつつ・・♪
本当なら、ここで千鶴ちゃんに意味を問いて欲しいというか・・
プレイヤーの私達には彼の気持ちはわかるけれど、それに気付いていない千鶴ちゃんにも早く気付いて欲しいというか・・
思っている間に、あの衝動が!
あ~~今回の絵、もの凄くイイです!
絵のアングル、二人の体勢!
背後から抱きしめて、千鶴の顎を捕らえながら、血をしたたらせる首筋に舌をはわせる・・・
千鶴ちゃんの表情もけだるげで凄くいいですね~♪
ちょっと、ドキドキさせられつつ・・♪
その後も、なんてオトメゲーな展開なんだ~~♪
回りの人間から新婚だのどうだの冷やかされ、慌てふためきながら照れるようすの二人が又たまらなく愛おしく・・♪
もう、ほんと~~に可愛いです!
そして、同時に・・
だからこそ・・・
切ない程に向きあう二人の心には厳しい現実との葛藤が生まれます。
そう、新撰組は幕府のために戦っていた・・
けれど、新撰組わ利用され、切り捨てられた・・
最初からそのことを知っていた・・でも、どうすることも出来ない自分自身に苛立ち、絶望し、恥じて・・
本当に、上の連中には自身の保身のたまばかり・・
彼のように誠を貫ける強い、本当の武士というものはいないのだろうか・・
そんな中に身をおいているのって、本当に苦しいと思う。
自分を卑下してしまいたくなる気持ちもわかる・・けれど、そうじゃない・・
彼は、そんな愚かな人間達とは違うのです・・。
けれど、そんな千鶴の思いは彼の乾いた心に何処まで届いたのだろう・・
これが普通の恋愛だけの話しなら、恋にばかり現抜かしてないてで、もっと他にも目を向けなさいよ~~な~んていってしまう所ですが・・
彼らはそうじゃない・・
抗えない大きな波に飲み込まれながらも、現実に向き合い葛藤して生きている・・・
その物語の中の一つに恋話しがあるだけで・・
本当に難しいですね。
思いだけでも、力だけでもダメ・・
彼には戦う力があって、その想いもある・・。
けれど、今の彼には許されないこと・・
これ程に苦しくもどかしいものはないことでしょう・・
彼自身が選んだ道だったとしても・・
そんな彼を救う、少し強引だけれど、千鶴の彼を思っての行動が・・
なる程、こういう展開で彼を戦場へと・・
なんて関心しつつ・・♪
ふと気付いたのは、八朗のルートでは、千鶴の純潔の人ならざる血を求めて現れる、あの鬼の方々が出てこず・・
かわりに、ことごとく目の前に立ちはだかるこの男が、その代役とでもいいましょうか・・
でも、鬼の彼らよりも、ずっと悪質でタチが悪く、彼らよりもずっと非道な男・・
しかも、今回は千鶴を嫁に迎えて子作りどうこう~の話しが、あまりに直接的な表現で・・
思わず色んな妄想をしてしまいそうになっちゃますよ・・
いえ、この男とではなく八朗と千鶴の・・ですが・・(笑)
そして、これまたこの男は下衆な提案を!
その決断を千鶴が下したとき、絶体絶命~の所で、助けが入り・・・
駆け落ち同然のカップルというか・・この展開も、今では懐かしい演出かな~なんて思いつつ・・♪
にしても、なかなかど根性座っています!
水の中に身を投げるならともかく、彼女達の体でなければきっと~~
て所ですが・・
でも、喜んではいられません。
千鶴ちゃんに助られながら歩く彼の心は、きっと体の傷以上にボロボロで・・
彼の怪我の回復を祈るばかりの千鶴には、複雑な彼の男心を、千鶴ちゃんは気付く暇もなかっったでしょう・・
そう・・
男心・・というよりは、人ならざる物の侠気に支配されつつある彼の心・・
あの男がいっていたように、血が欲するんです、毎夜毎夜淫らな夢の中、その快楽に正気を失わないように必死に・・
あの時の壁ドンにはこんなオチがあったのか~~と・・!

もう、いっそ、千鶴ちゃんも彼になら何されても構わない~というなら、あのまま、その身を捧げていても~~
なんて思っちゃいましたが・・
いや~今までで一番ドキドキしたシーンかもしれません、色んな意味で!
そう、こういう微妙な男女の心のかけひき~て、次どうなるんだろ?と、気になって仕方がないですね♪
大分ツヤっぽい~年齢指定のギャルゲモードな雰囲気になってきたところで・・
今日の感想かここまで・・♪

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。