SSブログ

魔法使いの嫁 22話 [アニメ]

魔法使いの夜 22話感想です♪

今回は智世の過去・・
家族の話しに深く突っ込んだ話しになりますが・・
やはり、親は親であり・・
けれど、親も人の子・・
そういう、生々しい人の心の感情をむき出しにされた内容になっているかと・・。
そして・・その真実を見るための取引の方法がなんとも恐ろしい展開に!
この子は、痛みというものを知らないのでしょうか・・
永遠を生きている間に人は人としての心を忘れてしまうのでしょうか・・
人の心を失ってしまった人程恐ろしいものはないでしょう。
だって、それは、人が人でなくなってしまうことですから・・
そう、永遠の命なんてものは人が手にすべき領域のものではないのです。
人が生きる上で一番失ってはいけないのは、領域を超えてはいけないこと・・
それを超えてしまえば人は人ではなくなっていくのです・・。
今回、智世の母親は人であったからこそ、あんな残酷な行いをしてしまったのです。
恐怖に心囚われ・・
そう、孤独になると人はこんなにももろくなりやすい・・。
一人で何もかもを背負うには人の体も心も限界があるのです。
同時に人の心強くもあるのですが・・
それは、弱さを知っているからこそ得られる強さでもあり・・。
人とは単純で複雑であり・・又、その逆でもあり・・・。
愛と憎しみは紙一重・・と同じものなのかもしれない。
智世の中には失いたいはずの傷があるけれど、それは同時に人として失うことの出来ない思いでもあり・・。
父親が家族を置いていった理由は何なのか・・
色んな想像が頭をよぎるけれど・・
好き好んでこんな事態を起こしたかったのではなかったのでしょう・・
きっと、色々理由があって・・・
だって、あんなに家族を愛していたのですから・・
もしかしたら、父親自身何かを背負って去っていったのかもしれない・・
幼い弟だけをつれて・・
そんな風に思えてしまいます。
そうして、母親は、誰に頼ることなく一人で恐ろしくも異形な物と戦い、子供を守り、必死で育てようとするのです。
そう、子供を育てるという行為だけで独り身で大変なことだったでしょう・・
自分とわが子にしか見えない化け物相手に、どれだけの恐怖に、心折れそうになる日々だったでしょう・・
こんな状態では精神がいかれてしまうなという方が可笑しいです。
それでも母親は母として必死に頑張るのです。
頑張りすぎて、壊れてしまうのです・・・。
人が重き責任を背負って生きるというのは、想像よりもはるかに大変なのです
色んなものと戦い、向き合い・・
どれだけ努力してもどうにも出来ない現場に・・
挫折してしまったのです、智世の母親は・・・。
そして、その罪の意識と恐怖から・・
こんな形での、あのシーンだったとは・・
そして、親子の別れだったとは・・
こんな結末は想像もしなくて・・
憎みたくない、ただ愛して守ってあげたかっただけの母親・・
そして、そんな哀れな母親の影を見て智世はいってみせます。
沢山の人と出会えてよかったと・・
でなければ、自分は今ここに生きていないと・・
そして、母親は消して子供に愛がなかったわけではない、そのことを理解した上での言葉が胸に響きます・・
頑張って、頑張りすぎて、だからこそ辛くて苦しくて・・
母親を許すことは出来ないけれど、でも、今自分はこうして生きている・・
だから有難う・・と・・・
そう、どんなに憎い親でも、親が子供を生んでいてくれなければ自分は今ここにはいない・・・と、子供の頃、誰かに言われた気がします。
そうして、智世は一人歩いていきます・・
自分は新しい人生を生きていくよ・・と
過去に決着をつけてしまえる智世は本当にカッコ良くて・・♪
私自身の気持ちを代弁してくれるような、深く共感できる話しでもあって・・
本当に奥深い話しだな・・と、心より思います。
本当に、本当の本当に、彼女は強くなりました。
人の温もりを知り、愛することを知り・・
人として生きことを求めるようになり・・
そして、彼女が選んだ決断とは・・!
という所で、続きが気になる所で終わり~です!
本当に、最終回に近づいていく度、どんな終わり方になるのか気になってしょうがないですね・・♪

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。